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7月22日質問項目6

6.SIB

○日本経済新聞:日経新聞、鉄村です。

 昨日、松江市さんのほうが山陰合銀さんとSIBのソーシャル・インパクト・ボンドの研究をされることを、覚書を締結されましたけども、島根県でもSIBについて何か考えてることありますか。

 

○丸山知事:何だっけ。

 

○日本経済新聞:ソーシャル・インパクト・ボンド。

 

○丸山知事:ソーシャル・インパクト・ボンドか。

 

○日本経済新聞:はい。

 

○丸山知事:何か、すみません、考えたことが今のところないんで。

 

○日本経済新聞:今、自治体がやっている事業を民間に移譲する、民間でやってもらうっていうことなんですけれども、民間がそれを成果によって報酬を自治体側が払っていくという仕組みなんですけども、今結構、自治体の間で注目されている仕組みなんですけれども。

 

○丸山知事:私は、基本的には初物食いはしません。島根県って財政的に余裕がないので、トップランナーで風を受けながら、いろんな課題を最初に解決していくとか、失敗をするリスクを負う余裕がないので、私は基本的にはよそがやられていて、いろんな課題が、それはあっても十分なメリットがあると、で、我々もできるというふうに考えられるものであればやるつもりですけど、それを何か早くやっていこうというのは、基本的に、私個人は全くないです。早くやることについて全く私はメリットを感じてなくて、着実に成果を出すことのほうが大事だと思っているので、そういった意味では先行事例が苦労したところ、正直、はっきり申し上げると、大体いいことしか書いてないので、いいことしか書かないので、その点、新しい話というのは。実際は、でもそう簡単に、いろんな汗をかかないとできないとか、いろんな話がありますから、それは実際に本当に広がっていくかどうかなんですよ。全国初でも、よそが続くところがないということは、つまりはそこしかできないことなので、それはやっぱりある程度我々のようなところでもできてるとかっていうことになると大分ハードルが下がりますけどね。だから、私は松江市さんの場合は、市町村の市の中でいうと、財政力指数が多分平均よりずっと上だと思います。島根県は一番下のほうで、そういう初物を取り扱う余力は一番ないとこだと思ってますので、そういった意味では、人より遅れてもいいので失敗のリスクなく成果が出るものをやっていくって考え方なので、松江市さんが取り組まれる状況を見ながら、取り入れるかどうか考えていくということになるんじゃないかなというふうに思っています。残念な答えですみません。

 


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