6月24日コメント2
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2点目が古代出雲歴史博物館の開館15周年記念の特別展「ハニワの世界へようこそ」の御案内でございます。
「日本書紀」には、出雲国出身の野見宿禰が埴輪の考案者であるとの記述があります。古代出雲歴史博物館では、開館15周年を記念しまして、この埴輪を取り上げた特別展「ハニワの世界へようこそ」を開催いたします。期間は7月1日金曜日から8月28日日曜日までであります。この特別展では、山陰地方で出土した埴輪を中心に、人物や動物などをかたどった様々な埴輪を一堂に展示いたします。
特に、明治時代に松江市の岩屋後古墳から出土し、現在、東京国立博物館で収蔵されている4点の人物埴輪は、今回、25年ぶりの里帰りの展示となるところであります。製作時期や地域ごとの特徴といった学問的な点だけではなく、古代人が生んだゆるカワ文化とも言うべきそれぞれの埴輪の形の面白さや表情の多様さなどにも、ぜひ注目をしていただきたいと思っております。
開催期間は夏休み期間を含んでおりますので、お子さん方にも楽しめる展覧会となっております。幅広い世代の皆様方に、この15周年を迎えた歴博におきまして「ハニワの世界」をゆっくりとお楽しみいただきたいと考えているところであります。
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