コメント１）

○丸山知事：私から１点、美味しまねゴールドという県の独自の認証について、国際水準のＧＡＰのガイドラインに準拠しているという旨について認められたことについて報告いたします。

　本県で実施しております「美味しまね認証」、農産品に関する美味しまね認証が、６月７日に国際的に通用する都道府県のＧＡＰであるとの全国第１号として農林水産省に認められたところであります。

　この認証は、生産者が取り組むＧＡＰという取組を基本としておりまして、消費者に島根の安全・安心な農林水産物をお届けするために取り組んでいるものでありますけれども、生産者の皆様にとりましても経営上のリスク削減や作業効率の向上、農作業の安全、労働環境の改善などを通じまして安定的な農業経営を実現するための取組でもあります。

　農林水産省は、これまで各都道府県で独自に取り組んできたこのＧＡＰを国際的に通用する水準に引き上げるために、今年の３月にガイドラインを策定し、各都道府県に対しまして３年以内を目途に国際水準に引き上げることを求めております。

　島根県では、平成３１年に創設しました「美味しまねゴールド」、美味しまね認証のもう一つ上の上位基準ですけども、これについて、国際水準ＧＡＰガイドラインへの準拠確認を農林水産省に求めまして、このたび準拠が認められたものであります。

　この美味しまねゴールドが全国に先駆けて国際水準ＧＡＰとして認められたことによりまして、本県の農林水産物について流通業界から信認が高まると考えておりまして、この美味しまね認証制度の県内外におけるＰＲ活動をさらに強化してまいりたいと考えております。

　既に取得されている方々や、これから取得されようとされる農業者の方々に対しましても、認証取得支援に加えまして、ＧＡＰを活用した農業経営改善への支援を進めていきたいと考えております。

　現在、伊勢丹の新宿店で美味しまね認証農産物を中心とした島根フェアを開催していただいているところであります。次の日曜日、６月１２日には私もこの伊勢丹新宿店に伺いまして、直接消費者の方々にＰＲをする予定であります。

　私からの御報告は以上であります。