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6月10日質問項目6

6.中国高校総体

○山陰中央テレビ(安部):すみません、ちょっと別件で、あと、来週から開幕する中国高校総体の関係で、今回、島根県の選手団、出場される選手に対しての健康観察とか抗原検査のところというのは、今、県としてどういう方針を持ってられますでしょうか。

 

○丸山知事:それは、主催者に聞いたらどうですか、主催者に。

 

○山陰中央テレビ:一応、ちょっと我々の以前取材したときに……。

 

○丸山知事:何か言いたいことがあるんだったらはっきり言えばいいですよ。漠然と聞いたって分かんないよ、何を答えていいのか。

 

○山陰中央テレビ:分かりました。ではちょっと具体的にお聞きしますが、こちらが中国高体連のほうに確認したところ、基本的に中国高体連としては抗原検査等は、基本は求めないというところの考えを示されてます。そういった中で、今、県として最終的にどういう方針をされているのかというところをお聞きしたいのと、その理由について伺いたいと思います。

 

○丸山知事:いや、それ、高体連としてどういう対応をされるのかっていったら、高体連が答えるんでしょう。

 

○山陰中央テレビ:そうですね。なので……。

 

○丸山知事:何で私に聞くの。

 

○山陰中央テレビ:今回の……。

 

○丸山知事:いや、それについてどう思うかっていうんだったら答えますよ。

 

○山陰中央テレビ:はい。なので、今伺っているところだと、島根県と県の高体連のほうではありますけれども、伺っているところだと、可能な限り抗原検査を求める、それは各競技団体に最終判断は委ねるということでしたけれども……。

 

○丸山知事:はい。だから、そういうふうにやろうとしていることについて、私がどう思うかということですね。

 

○山陰中央テレビ:そうですね、はい。

 

○丸山知事:であれば答えますけども、私は、ほかの県がどう対応するかは参考にしますよ。参考にしますけど、46都道府県でやってないことでも、必要だと思うことはやるべきだと思って、これまで、昨日まで、おとといまでかな、飲食の人数制限やってきました。やったときには自分だけだと思わなかったけど、学校の休校要請も事実上お断りしましたよ。だから、ほかのところがみんなこうやってるから島根県はこうやるべきだという思考スキームを取る必要がないと私は思ってます。

 皆さん方、皆さんって、安部さんはちょっと喉元過ぎれば熱さ忘れてるかもしれませんけど、高校の部活動で感染が急増して過去最高を更新してるんです。ゴールデンウイーク直後の感染の増加も、ゴールデンウイーク期間中の部活動を通じて拡大してます。だから、スポーツ、部活動が感染の元になり得る以上は、それに対して対策を講じるというのは何がおかしいんですかと。感染したから出場できなくなるのはかわいそうだけども、だから確認しないでくれと言われても、それ感染拡大したらどうするんですかと。感染させてもいいじゃないかという方々に対しては、1ミリたりとも同意できませんよ。ただ、それは検査を受けるかどうかは本人の理解がなければ、それはできないので、それは任意、全体として任意、求めるけれども任意です。やりたくないという方に対してやってもらうことはできませんから、任意での協力をお願いするというやり方でしかできませんけどね。

 だから、軽症だから、無症状だからいいじゃないかっていってすさまじく感染させた地域がたくさんあって、そっちが46都道府県側にあるわけですよ。なぜ島根県がやってきて、それで感染が抑えられないとかね、こんなことをしても無駄だということで結果が出てないんだったらともかく、このやり方で、この感染水準で一定の結果を出しているんだから、それを継続して対応するというのが、それはまあ、そういうことで継続を、そういう姿勢で臨みたいと。

 ただ、飲食について、県外の往来について、今、この感染状況で制限を求める必要はないけども、でも、中国何とか大会で感染して、いや、感染した状況で参加されないこと、それからそういう抗原検査もしてこない県と対戦するわけでしょう。そうしたときに、PCR検査を帰ったときにできるようにするとかという対応もしますよ、別に抗原検査だけじゃない。私は抗原検査はその日に結果が出るために仕方なく使っているんであって、本来はPCR検査のほうがいいと思うけど、PCR検査の結果はすぐ出ないから、やむを得ず、偽陰性が多い、感染を見つける範囲が狭いというデメリットは承知の上で、即時性に着目して抗原検査キットを使うというのはやむを得ないと思ってますけど、それをしないと、だって学校で感染が広がるでしょう。感染をしちゃう、感染気づかないまま学校活動、登校をする。それって部活動で収まらないでしょうね。だから県教育委員会が高体連とかの行事の主催者の一員として、そういう学校活動への後々の影響も含めてそういうことを求めるというのはおかしくないと私は思ってます。ただ、それについて全員の方が賛成されてるわけでもないということは理解しますけども。無症状、軽症だからいいんじゃないのといった観点に立てば、そういうのはおかしいとなるでしょうけど、私はそう思ってないので、そういうことも含めて、できるだけ感染を広げない、しかも県民の皆さんの御協力がいただける範囲内でのお願い事を聞いていただいた上でそういうことを実現していくという考えは今も同じなんです。

 なので、飲食とかカラオケとか、そういうとこでの感染だったこれまでのパターンから、学校活動の中で感染が広がってる以上は、まだ学校などでそういう対応をする。中学校とかでも同じような行事が続くでしょうけど、そういうことをやってもらったほうが、どんなに学級閉鎖を避けたとしても、感染者が出たら1日2日、PCR検査を全クラスやるとしたらかかるわけですよ。だから、それが嫌だからもう検査しないんだとか濃厚接触者特定しないんだとか、そういうのが日本のはやりですけど、そんなことがプラスに働くとは思えないので、従来どおりやるつもりですし、そういうことと全体の整合が取れてる対応だと思ってますので、申し訳ないけども、私のほうの多分感染症に対する、コロナ対応に対する基本的な方針を県教委なり高体連のほうでも配慮していただいて対応していただいていると思います。

 

○山陰中央テレビ:すみません、なので、確認としては、昨日も飲食店の人数制限等を廃止された中、まだこういうここの……。

 

○丸山知事:だから、飲食とかが中心じゃなくて、学校等での感染が多い、この感染状況に対応して対応するんだということですよ。

 

○山陰中央テレビ:分かりました。ですので、やはりまだ学校での感染が中心なので、そこの総体とかの部分に関しては今の対策が必要という認識を持っておられるという私の認識でよろしいでしょうか。

 

○丸山知事:まあそんな感じ、まあそういうことですね。

 

○山陰中央テレビ:はい、分かりました。


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