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4月27日質問項目2

2.新型コロナウイルス感染症

○NHK:NHKの伊藤です。よろしくお願いします。

 明日からまた連休に入りますけれども、改めてになるんですが、また県民の方にコロナの関係で呼びかけたいことや、ありましたらお願いいたします。

 

○丸山知事:あさってだね。

 

○NHK:すみません、あさってです。

 

○丸山知事:政府なり他県の動きというのは、他県の動向という意味でいきますと、県外との往来を自粛してくださいということは求められていない中で、県民の皆さんには極力控えていただくと、一定の事柄は別にしてですね、お願いをさせていただいているということについては大変心苦しく思っておりますけれども、残念ながら、第7波、過去最高を更新して高止まりが続いているという状況でございますので、これ以上の感染拡大要素を県内において増やすということは適切ではないという考えでございますので、不自由をおかけするということは大変心苦しく思いますけれども、ぜひとも今の県内の感染状況なり、感染が様々な社会経済活動に対してマイナスの影響を及ぼすということも含めて、そういったことに対応するために必要な措置だということで御理解をぜひともお願いできればというふうに思うところであります。

 

○NHK:また、全国の状況を見ると、島根県も過去最多を更新したとはいえ、10万人当たりとかの数字とかも低いとは思うんですが、またここで島根県の感染者数の数だけで見るとピークの水準にあるということを踏まえて、こういった要因がどこにあるのかという知事のお考えはありますでしょうか。

 

○丸山知事:やはりオミクロン株がBA.1、感染力が強く、BA.2がさらに強く、そのBA.2に切り替わっているということでありますから、県民の皆さんの努力というのは、これまで全国トップクラスに感染を抑えていただいているということですから、島根県知事の受け止めとしては、一番努力をしていただいているということでありますけども、対峙する相手が力が強いということで、なかなか従前どおりの抑え込みができるに至っていないということであろうというふうに思っております。

 感染者数をどこまで気にするかということについてはいろんな考えがあるかもしれませんけれども、感染者数自体を、あと100人ぐらい増やしてもいいんじゃないかとかというコントロールできるものではありませんので、許容するモードに切り替わっていったときに、どこで収まるかということが行政側で、また県民の側でコントロールできないものである以上は、基本、できること、社会経済活動とのバランスを考えながら、県民の皆さんに御理解をいただける範囲内で御協力をお願いをして感染を抑えていくという考え方で臨んでいきたいというふうに私自身は思っております。それに対していろんな御意見があろうかと思いますので、そういった御意見、いただく御意見も参考にしながら、今後の対応を決めていきたいというふうに思っております。

 

○読売新聞:読売新聞の林です。よろしくお願いします。

 まず、連休の往来の関係で、ちょっと追加でお伺いさせてください。

 先ほど話にもありましたように、全国の行動制限の呼びかけ、そういったものと島根県の呼びかけが少し異なっている状態となっています。以前の取材のときにもこういう話があったと思うんですけども、知事としては、県民以外に呼びかける趣旨ではないという、往来の、来てほしくないというような呼びかけですね、そういうものをするものではないということは明言されてますけれども、こういった点で、そういうずれが生じていることに対する危惧というか、その辺は特にございませんでしょうか。

 

○丸山知事:私は危惧してますけど、全国的には危惧してないということじゃないでしょうか。

 

○読売新聞:その危惧しているのを、ちょっと具体的にどういうことを危惧されているのかというのを教えてもらえたらうれしいです。

 

○丸山知事:いや、それは感染拡大、感染者数が、島根県もそうですけど、国からしても他の都道府県からしても、医療逼迫になる前に止める手だてを持ってないわけだから、医療が大丈夫なうちはいいんじゃないかという考え方というのは医療逼迫を招かない範囲では取り得る考え方ですけど、それをすんでのところで止めるという手がないわけだから、感染拡大のモードになったときに、医療逼迫を招かないということについての担保できるものがない中で、今のやり方で感染拡大を招いて、対処する手だてをどうお持ちなんだろうかなというふうに危惧をしますね。

 でも、それぞれ御判断されてやられていることなので、もしかすると何か対策をお持ちかもしれないし、ワクチンの接種を進めることで制御可能だというふうなお考えかもしれませんけども、まあ私のほうが心配性なのかもしれません。

 

○読売新聞:分かりました。ありがとうございます。

 もう1点、先ほど、午前中の(出雲市)飯塚市長との会議がございました。出雲市としては、学校の判断を尊重する形で休校についても検討されるというふうな結果だったかと思いますけれども、県内でいえば松江市さんは、そういう対応は取らないというお答えがあった中で、自治体によっても対応がずれたところで、知事としてもいろいろ苦言を呈されている部分とかもあるかと思うんですけれども、今回の出雲市さんの対応について、どうお考えになられるのかというのを改めて教えてもらえればと思います。

 

○丸山知事:先ほども申し上げたとおりでありまして、一律に学校に指示することが適当じゃないというふうに出雲市、また出雲市教育委員会のほうで判断された。それは学校の置かれている状況がそれぞれ違う。予定されている学校行事の有無とか通学の環境とか、そういった状況を一番分かるのが学校長さんだから、そこの判断に委ねるけども、積極的に休校を検討するようにという方向性は、市教委から出された上で委ねられるということですから、白紙委任されているわけじゃないでしょうと。

 みんなそうですけど、決める権限を負うということは、決めた責任を負わなきゃいけないということですよ。決めなきゃいけない立場に置かれるということは、決めた結果を問われる立場になるということだから、無責任な判断はされないでしょう。責任ある判断を学校長さんがされる、そこに期待しているということです。

 

○読売新聞:分かりました。ありがとうございます。

 

○山陰中央新報(白築):コロナの関連で、本日弊社も報じたように、松江保健所での時間外労働というのが膨れ上がっている状況でして、島根県からも人員派遣していますが、抜本的な状況改善になってない問題があるんですけども、その点について、県として今後、何か対策を打たれるようなことがあればお聞かせいただけないでしょうか。

 

○丸山知事:対策を打って今の状況ですよ。何の対策も打たずにこんな状況になってるわけじゃない。応援をしている。それでも感染者数がこれだけ増えて続いたら、それは普通の仕事ぶりでできるわけないでしょう。だから、出てくる感染者をどんどん処理していきましょうなんて言ってたら、この問題は改善しない。当然生じる状況が生じてしまっているということですよ。当然対策は講じる。応援は送る。ゴールデンウイーク中だって人を送るし、県にしても人を送りながら、次の段階で追加(派遣)をしなきゃいけない人間にはちゃんと待機をかけて、人を指定してスタンバイさせて、そういう二重の対策を取っています。それでもなおそうなる。なぜか分かりますか。それは、代わりが利く仕事と、代わりが利かない仕事があるんですよ。感染対策の総指揮を執るような担当の課長さんをころころ切り替えて仕事をしてもらうことはできないわけです。全体を見渡す。どうしてもそういう大事な仕事を担ってもらっている部分のところで、なかなか法規制で目指されている数字以下の数字にできてないということはじくじたる思いですけど、これは体制をどうしていくかということと同時に、感染者数をどうやって抑えていくかという、出てくるものを受けてやっていくということでやっていたら、それは200も300もなっていくでしょう。そのうちやり切れなくなっちゃう。それを危惧するから私はいろんなことを提案しているんです。いかに応援を送ろうとも限界がある、それは当たり前のことですよ。だから、大阪とか東京で起きたようなことが島根で起きないわけではない。それを完全に保障できるという状況にはないということです。当然今の状況を改善すべく追加の対策は講じていきますけども、それは、応援職員を派遣するというやり方ではなくて、仕事の元になっているところをどうやって減らしていくかとのセットでしょう。どちらかというとそれは、松江保健所の問題であれば松江市長さんに聞きなさいよ。少なくとも松江市長さんに聞いてから私に聞いてくださいよ。松江市と言われるんだったら、松江保健所と言われるんだったらね。でも、出雲保健所でも浜田保健所でも類似の状況は生じているから、課題として捉えて、改善すべく努力をしていきたいと思いますし、それは出てくるものをいかに処理するか、それに対して人を充てていくというだけではなくて、元になっている感染をいかに、この社会生活の中で減らしていっていただけるかということを県民の皆さんに対して働きかけていくというのも、それが逆に言うと、多分、保健所の職員さんにとって県知事に求められていることだというふうに思いますから、私はいろんな提案をさせてもらっている。

 実際に、1年目、2年目、だから、去年、おととしか。おととしの夏に松江市内で大規模なクラスターがあって、1日に92人という感染者数が島根県で発生しましたけど、その数字が塗り替えられることはないだろうとみんな思ってましたよね。それがもう塗り替えられて、その2倍ですよね。確かに自宅療養していただいているので病院はそう逼迫はしてませんけども、でも、保健所は当然、自宅療養されてる方のケアをしなきゃいけないから、はっきり言って病院はそれほど、5波ほど大変な状況じゃない、数字からしてもね。でも、保健所は違いますよ。それは病床利用率じゃないので、入院させずに自宅療養していただくという方々のケアを、病院じゃなくて保健所が負っているんですから、それは大変になっているはず。そんな状況が長く続けられるかということで、学校について、今日、出雲市長さんとお話をさせていただいたような内容をお願いさせてもらっているわけです。なので、教育は大事ですよ。でも、学校という場も社会の中で成り立ってる。家庭があって、家庭から子どもさんが来られる。独立した存在じゃないから、学校だけは止めないとかという状況が難しくなっているという状況で、そういう中で短期の休校をお願いできないかということをお願いしている。

 私は、過去2回、お願いした内容を延長したことはないし、要請したプランの中で、最初から感染者数が収まらなくてもその期間で終わらせるということを宣言して、そのとおりやってきてます。際限なく休校してもらうなんて一言も言ってませんし、やったこともない。なので、そういう学校を運営される側の方々ができるだけ学校を止めたくないというのは、それは事業所の経営者がお店とか工場を止めたくないと同じ気持ちを持たれるのは分かります。ただ、家庭の問題を学校に持ち込むなとかと言われるんだったら、それは大きな間違いであって、家庭から子どもさんが来るわけだから、家庭で起きることの影響を学校が受けないわけはない。家庭の中で感染を防ぐというのは、これは一番、政府ですら諦めていることですよ。濃厚接触者、感染された方が自宅療養されるときに、家庭内での感染を防ぐというのは本当に難しいし、それは、感染されているということが分かっていても難しいし、感染されている方が分かってなければ、お互いを感染者のように監視して接触しないなんて家庭生活を送れるわけがない。もう不可能なんです。家庭で広がっている感染を、登校を継続しながら学校に持ち込むなと学校側が求めても、そんなことはできるわけがない。なので、持ち込まないということは、短期の休校で一度家庭内での感染にとどめてもらって、そこで症状が出てくる方にきちんとした治療と自宅療養をしてもらうということをしてもらった上で、濃厚接触、同居の子どもさんは登校を一定期間控えてもらうという、そういう濃厚接触者としての対応を確定させれば、学校内で感染が持ち込まれる可能性を下げれるわけだから、そういうことを一定の期間を置いてやられたらどうでしょうかというふうに申し上げているけども、十分な理解が得られないというのはもどかしい状況ですね。

 残念ながら、学校だけを守るということはできません。だって、実際に一斉休校しなくたって感染者が出れば学級閉鎖になり、学年閉鎖になり、実際学校全体が休校になるケースは生じる。そこは、起きちゃったんだから仕方ないでしょ、そこに学びの保障はないわけですよ。感染拡大を、仕方がないという対応を続けていると、感染が起きてしまうと、実際に登校できない子どもが出てくる。登校できない学級が出てくる、登校できない学年が出てくる、学校全体がそうなる。学級全体が停止になれば、それは多分授業を補ってくれるでしょうね。でも、学級閉鎖にならない限りは、感染した人、また濃厚接触者になった子どもは登校できなかった期間の学業をフォローしてくれませんよね。そこに学びの保障なんてないわけですよ。それは感染しちゃったんだからとか、家族が感染したんだから仕方がないでしょという割り切りで済ませているわけでしょ。私からすると、それが学びの保障なのかと。来るものを来たときに対応すればいいと。感染者を減らすほうがいいんじゃないかと私は思っているんですけどね。教育の専門家でもないし、県知事に説教されるいわれはないと言われるかもしれませんけど、学びの保障という抽象概念で物を言われると、私も言いたいことはあります。

 実際に2日3日の全校休校で済んでないところもあるし、今後そうならない、そうなるかならないかは分かりませんけど、自然収束を待つというやり方でうまくいくのかどうか、私は自信がない地域にそういうお願いをさせていただいているところですけども、それは個別の事情に応じて、出雲市さんのようにできる範囲で対応されるところと、あまり基本的な考え方として理解してもらえない松江市さんみたいなところと、いろいろありますけど、はっきり申し上げますけど、私は不十分なことでも、私の経歴から、何か私は完璧主義者みたいな誤解をする人がいるけど、私は30点でも20点でもやるべきことがあればやる主義ですよ。80点とか90点とか100点のことしかやろうとしなかったら、やれることなんて、もうほとんどない。30点でも50点でも、やる必要があるんだったらやりますし、やる必要があることについて、ほかの人に協力してもらわなきゃいけないんだったら要請をしていくというのが私のやり方ですし、大事だと思うことについては、協力を得られてないことについて、それは自分なりの考え方をはっきり言って、論点として顕在化させると。

 だって、ここ2回、松江市さんと出雲市さんと調整しました。正直言ってほかのところとは調整してませんよ、この4月に入ってから。松江市さんとはうまくいかないから、うまくいかなかったといって、何も表に出さずに涼しい顔をしてることもできますけど、それはやっぱり、それでいいのかどうかということを市民、県民の皆さんに考えてもらうということをしていかないと、申し訳ないけども、マスメディアの皆さんも、松江市の数字が過去最高を更新しても、そんな報道されないんだから、こちら側から問題提起していかないと、松江市の感染をどうしていくかとかという問題提起してくれないですから、こちらが動かないと。なので動かざるを得ない。行動しないといけない、発言しないといけないって考え方です。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。


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