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4月27日質問項目

○山陰中央新報:山陰中央新報社です。よろしくお願いします。

 

○丸山知事:お願いします。

 

○山陰中央新報:先ほど、出雲市長とのやり取りの中で、出雲市長の回答としては、休業については各学校の判断に委ねるというふうにおっしゃってました。これまで知事は、やっぱりその対象とする市全域、一律、一斉での休校に効果があるというふうにいろいろとおっしゃってたと思うんですけども、松江市に続いて出雲市が市独自の判断を行うということに至ったことに対して、受け止めを伺います。よろしくお願いします。

 

○丸山知事:いや、私は別に、私の言ったとおりじゃないといけないというふうには思っていません。要請ですから、そういうことを考えてほしいということでありまして、私は公衆衛生上の観点から申し上げますけども、今のこの状況というのは、公衆衛生、感染拡大防止と社会経済活動の両立というのはあらゆる物事について付き物であります。今回のケースは、学校の活動の継続と感染拡大防止をどう両立するかという事柄になりますので、出雲市において個別の学校活動、既にどういう行事が入っているかとか、例えば子どもさんを低学年だけで登校させることができるような通学環境にあるのか、集団登校じゃないと危険だとか、これは前の、1月の休校のときにも江津市さんのほうで、なかなか小学校低学年だけ預かりのために登校させるのは難しいというふうな判断をされたり、そういう学校側の諸事情というのは、要するに教育委員会で一括して判断できることもあるでしょうし、学校でないと判断できないことがあるでしょうと。今回の出雲市さんの御判断というのは、やっぱりそういう後者のほうで、学校ごとに判断しなきゃいけない要素があるので、そこは市内一律で市教委が判断してやられるというやり方よりも、学校単位で考えてもらったほうが、先ほど申し上げたベストバランスというか、両者のバランスを図るというやり方がいいんじゃないかという判断だというふうに思っております。それは適切なやり方だと思いますし、私の要請内容というのは、そういうところまで踏み込んで一律に市内全体を例外なくやるべきだというふうなことというのは、実は1月の段階でも申し上げたことはありませんので、そういった意味では、我々の要請に対して十分に応えていただいている内容だというふうに受け止めております。

 

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○読売新聞:読売新聞です。

 ちょっと質問、前後してしまうかもしれないですけど、まず今回、出雲市に要請された理由、出雲市自体の感染状況を現在どう御覧になってるかというところ、先ほどもお話しいただいてましたが、もう少し詳しくお話しいただければと思います。

 

○丸山知事:お手元の資料にありますけども、2ページ目、市別の数字ですけど、1週間の人口10万人当たりの感染者数の数字です。赤が松江市さんで、一番の数字ですね、一番高い数字。2番目の数字が出雲市さんでありますので、そういう意味で、感染が一番進んでいるところと2番目に進んでいるところということでありまして、その数字がここのところ切り上がってきているという状況を受けて、今回、要請をさせていただいた。

 なぜ小学校なのかというのは、2ページ進んでいただくと、出雲市内の年代別の直近1週間当たりの10万人当たりの感染者数が出ていますけども、見て御覧のとおり、7歳から12歳、小学校の学年のところの数字が721(人)という数字で、その次は保育園に相当する、今申し上げた数字は小学校に相当する年齢ですけど、その次が保育園に相当する数字と。年代別に見れば一番高い数字になっているということで、ここに着目して感染抑制対策を考えるということが数字に基づく判断でありまして、市内の感染状況がそういう年代別で、小学校での感染が非常に高い水準で高止まりしているという状況を踏まえての要請をさせていただいたところであります。

 

○読売新聞:ありがとうございました。


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