５．西ノ島町の不適切な会計処理

○読売新聞（林）：昨年の冬に県警が摘発された西ノ島町の職員による公金詐欺事件の裁判で、国や県の補助金の余剰額を返還せずに業者にプールさせるという行為が慣行として行われていたということが先日の公判で検察側から指摘され、今、各紙報道されているところですけれども、県の補助金も含まれていたというようなことでございます。県としての今の現状の認識と、知事のお考えをお伺いさせていただければと思います。

○丸山知事：検察がそう言ってるんだから、それが事実なんでしょうけど、その詳細は西ノ島町で今調査中だと聞いております。ですので、西ノ島町の調査を待って、県として必要な調査をして、是正すべきところは是正をしていくと、過去の件についてですね。で、西ノ島町でも同じことが再発しないような体制を取ってもらうということだと思いますけども、島根県として、そういうことが行われていることを分かっていて見過ごしていたということは、これはないということであります。

○読売新聞：現状は、まだ県としてのアクションというのは特に取られてないような状況ですか。

○丸山知事：だから、ちゃんと調べるように西ノ島町に言ってます。

○読売新聞：言ってますか、ああ。

○丸山知事：そういうアクションです。

○読売新聞：分かりました。ありがとうございました。