2月8日質問項目3
3.大雪関連
○読売新聞:もう1点、ちょっと全く別件になるんですけれども、先日の大雪の関係で、県内、東部、特に大雪降ったところですけれども、一部、松江市内中心ですけれども、除雪がなかなか進まなかったんじゃないかというような指摘がありまして、まあまあそれは主観的な部分もあると思うんですが、一応、県管理道路と松江市の管理道路といろいろあるので難しいところですが、知事のほうで何か、その辺、どう御覧になってるかなということをお伺いさせてください。
○丸山知事:降雪量が多かったということが一番の要因ですけど、いろいろ、結果的にはやっぱり県民、市民の皆さんからすると、もうちょっと何とかなんないのかっていうふうに御指摘を受けた状況だったと思います。改善すべきところを改善していかなきゃいけないという認識であります。
ただ、幾つか御理解いただきたいのは、基本的に除雪っていうのは、車両が走ってる中ではできないので、基本的には通勤時間の前のところでやらなきゃいけないというところがあります。交通量が少ないとこだとまた別ですけど、松江市内というのは基本的には交通量があるところなので、どうしてもやる時間帯が日中という選択肢ができない。そして、昼間に断続的に降ったということもありますね。夜間やっても昼間降ってしまうと、その分がどうしても、昼間は手が出ませんから、その部分が、その雪を踏み固めてしまって硬くなり、そして、そこで、特に大型車両のチェーン車両が入ってくると、どうしてもチェーンというのは一定間隔でくさびを打っていくような感じになるので、わだちができるのに加えて、わだちの中が凸凹になっていくというふうなことで、非常に路面状況が悪くなったと。これは昼間の断続的降雪というのにちょっと対応が難しかったということ。そして、市街地というのは、道路が交差するところが多いわけです。道路が交差すると、どうなるかというと、この道路を外側に雪をかいていっても、接合するところでは道路を塞いでしまうので、交差点ごとに横に押し出したものをどけていかなきゃいけない。そういう一本道で交差する道が少なければ、それが要らないんですけど、どうしても交差する場所が多いので、そういう交差点というか、まあ交差点かな、道路と道路の交差をするところでの対策が別途必要になってくる。そういう箇所が多いということでありまして、山間地は山間地で積雪量が、例えば奥出雲だともっと多いんですけど、雪の多さ以外でちょっと難しい要素が市街地の場合は加わるということであります。
もう一つは、市街地の場合には、除雪の経験が、年に何回も、毎年あるわけでもないので、そういう経験豊富なオペレーターの方がたくさんおられるわけではないということでありますので、こういう状況を改善するために、機材の不足とか人材の熟練度を上げていく対策とか、そういったものを含めて、松江市や委託をして仕事をしてもらってる除雪の事業者さんと課題を整理して対策を考えていきたいというところであります。
○読売新聞:ありがとうございました。
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