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1月12日質問項目3

3.インフルエンザ

○読売新聞:もう1点が、昨日、インフルエンザの流行シーズン入りにということで発表があったところですけれども、まだ大きな影響が出ているという部分ではないと思うんですが、その辺の状況を含めて。

 

○丸山知事:私、定点観測地点、定点観測をすると決まっている医療機関が38ぐらいあるんですかね。県内で38あって、そこが1週間の中に何人感染者があったかということを把握していて、それが週間感染者、1週間で確認した感染者数が38を超えたので、割ると1観測点当たり1を超えたわけです、1人をね。それを超えると流行入りというふうな基準になっていまして、それで昨日発表をさせていただいたというところです。

 ちなみに、注意報が10だそうです。10人になったときが注意報、30人が警報ということなので、感染流行入りはしましたけども、注意報の水準からすると、まだ低い水準、入り口です。

 感染症対策室長がどう言うか知りませんけど、私からすると、もともとコロナの感染対策を講じていれば、もうほぼこの2年間、時限的に撲滅されていたような感染症ですから、感染力からすれば、へみたいなもんですよ。だから、コロナ向けの感染対策をきちんとやっていただくということ、これに尽きる。そうしてもらえれば、大変なことになることはないでしょうと。私は、今のレベル1とか2とか3とかというのは、もともとコロナとインフルの同時流行に備えてつくった基準だったんですよ、同時流行。まだ同時流行じゃないです、はっきり言って、島根県は。片側だけでこうなっちゃっているんですよ、片側だけで。同時流行したら大変だといってつくった基準が、コロナだけでそれを超えようとしているんですよ。だから、それをつくった人たちが、分かんないけど、それをつくった人たちが、何かもう、ぼうっとして、おとそ気分で、何か年末で予定していたアジェンダを淡々と議論しているということは、本当に危機管理からすると0点以下だね。もう失格だよ。感染拡大をクライシスとして見ていない人たちなんだろうなと思うし、過去最大の感染者数になっていて、要因をこれから分析しますとかって言っていたら、死者が1,000人になったところで、また1,000人になった理由を分析しますと言いかねないぞ。そんな人たちに身を委ねているということを私は、年初に判明したので、改めて背筋が伸びる思いでありまして、年明けとかに海とか川に、寒いところに入りますよね。あんな気分だね。もう冷や水を浴びせられた感じです。

 なので、これは、医療機関が当然、2つを疑わなきゃいけない状況になっていますから、そういう意味では大変になりますけれども、それは同時にインフルエンザとコロナの簡易診断ができるダブルの、一つで両方判定できるキットが流通していますので、それを使っていただいて、混乱がないように、できるだけ早くどちらかの見立てをしていただけるようにしていただくということで、医療機関に対応していただくということになろうかと思います。なので、流行入りでありますけど、今のコロナの感染状況からすると、同時流行とかっていうふうに書かれると、それは大分ミスリード。同格だからね、同格の感染とはとても言えない。まだ牛とネズミぐらい、2匹はいるけど、大きさ違うよねという感じじゃないでしょうか。

 

○読売新聞:分かりました。ありがとうございました。

 


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