コメント１）

○丸山知事：皆様、新年明けましておめでとうございます。

　今年は、年末年始、天候、非常に穏やかでありましたので、多くの皆様方が御家族、御友人などと晴れやかな新年をお迎えになられたこととお喜びを申し上げます。

　この年末年始につきましては、スポーツでうれしいニュースが続いたところであります。年末の全国高校選抜ホッケー大会では、横田高校男子ホッケー部が優勝をされ、インターハイ、国体と合わせて全国大会の３冠を達成されたところであります。また、年始の箱根駅伝では、本県出雲市御出身の伊藤蒼唯選手が６区の区間賞を獲得されまして、駒澤大学の優勝に大きく貢献をされました。皆様方の活躍には深く敬意を表するところであります。

　一方で、新型コロナにつきましては、年末年始の医療機関の休診に伴います減少が見られたものの、医療機関が再開した年明け後は高い感染者数で推移いたしておりまして、１月４日は過去最多の１，９７０人の感染者が確認をされまして、予断を許さない状況が続いておるところでございます。

　また、県内経済を取り巻く環境といたしましては、コロナ禍の長期化に伴う影響のほか、ウクライナ情勢や円安に伴います原油・原材料、物価の高騰が続いておりまして、世界的な金融引締めに伴います景気後退懸念の高まりなど、先行きを見通せない厳しい状況が続いております。こうした厳しい状況を県内事業者の皆様方に乗り切っていただくために、１１月の補正予算では制度融資によります資金繰りの支援や新事業の展開、またエネルギーコストの削減のための設備投資支援などの予算を認めてもらったところでございまして、これを執行しているところでございます。

　今年は、島根創生の取組の４年目となる年となりますけれども、今申し上げましたようなコロナ対応、そして様々な価格の上昇、あわせて島根創生計画の着実な推進といったところを進めていきたいというふうに考えておるところでございます。島根創生が目指します「人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根」の実現に向けて全力で進めていく考えでございますので、引き続き県民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。

　うさぎ年となります本年が、県民の皆様にとりまして笑顔あふれる飛躍の年となるように、職員と共に一致結束して取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。