12月23日質問項目9
9.島根原発
○山陰中央新報:山陰中央新報、平田です。よろしくお願いいたします。
私のほうから、ちょっと原発関連の質問をさせていただきたいんですけども、島根原発2号機の再稼働の可否判断に関わる地元の手続が行われていますが、いつ知事が判断を下すのかというのは、県民の大きな関心事だと思います。審査合格から8か月半で立地自治体が再稼働を容認した東北電力女川原発2号機など、他地域のスケジュール感と来年夏に参院選が控えていることは、知事自身のスケジュール感の中で、意識が、意識の中にありますでしょうか。
○丸山知事:基本的な考えとして、私は各所で開催させていただいた住民説明会でいろんな御意見を頂戴しました。また、安全対策協議会で御意見もいただきました。それから、そういった意見に対する見解も含めて、原子力安全顧問からも意見をいただいております。そういったものを含めて、島根県としての認識をまとめて県議会に、この県議会ですかね、12月の特別委員会に示しておりますけども、この後は関係する自治体、県や市の御意見、それから県議会の御意見を踏まえて総合的に判断をしていくと。これまでも申し上げてるとおりなんですけども、そういった関係の方々の御意見が示されるのがいつ頃になるかということ。それよりも後ということは決めてます。その後にしか私は判断しないというふうに申し上げてますので、そういうスケジュール感を持ってますが、何か月置こうとか、それが参議院選とかぶるから、かぶらない、とかっていうことは考えていません。
○山陰中央新報:2問目なんですけど、住民説明会の場で、住民の方から、島根県としての現在の考えというか、安全性や避難体制、必要性などに関して現状認識だったり課題というものを、現在の考えを聞きたいという声があったんですけども、今後、知事が判断される前に、住民の理解とか納得が進むように、何らかの形で住民に直接説明されたり、意見を言う機会っていう機会を設ける考えっていうのはありませんでしょうか。
○丸山知事:基本的な認識は、もう先ほど申し上げた中に、県議会に対して様々な指摘事項に対する国の考え方、県の考え方、その基になる原子力安全顧問の認識という形でお示しをしておりますので、ホームページで公表すれば私は示してるという認識です。それを、説明会を開かなきゃいけないというふうには考えてません。広く県の考え方を示すという意味では、それはお示しをもう既にしてるという認識です。
○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。
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