12月23日質問項目8
8.ワクチン3回目接種
○山陰中央テレビ(松尾):県民のコロナワクチン3回目接種が今後控えていますけれども、改めてその重要性、必要性について、知事の見解を教えてください。
○丸山知事:特に県内、実は一時期、島根県は10万人当たりの感染者数日本一になった時期がありました。それは、第5波の最終盤に、7、8人の高齢者施設でのクラスターが続きました。これはやはり1回目、2回目接種での抗体の獲得量がそもそも水準の低かった方がおられたか、または低下したか。これが高齢者施設で起きましたから、やっぱり高齢の方々にそういうおそれがあるということで、やはり第3回目のブースター接種をできるだけ早く実施していかなきゃいけないというふうに、その必要性を痛感いたしております。
ただ、ファイザーとモデルナが半々という、これまでとは違った状況がありますので、そこの御理解をいかに県民の皆さんに得ていただくか。交差接種をある意味していかないと、ファイザーをずっと待っておられるだけだと、接種率は50%で止まっちゃうんですね、どこまで行っても。上限50%になっちゃう。1回目、2回目、ファイザーの方がほぼ100%に近いわけですので、3回目の配分の半分がモデルナだとすると、半分の方に交差接種をしていただかないと、100%に近い接種率にならないわけですから、そこについての御理解を、本当は政府が政府広報をやられるべきだと思いますけども、そういうことも求めていきますけども、そういった理解が得られるように、国の対策が十分でなければ、県で広報をしていくとかということも含めて、やっぱり対応していきたいというふうに思います。
○山陰中央テレビ:ありがとうございました。
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