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12月23日質問項目3

3.衆議院小選挙区定数に関する細田衆院議長の発言

◯山陰中央新報(原田):地元選出の細田博之衆院議長が、衆院の小選挙区定数の10増10減について批判するようなコメントが、政治資金パーティーでなされました。地方の声が国政に反映しづらくなるとの懸念を背景にした発言という声もある一方で、議長としての発言ということで波紋も呼んでると思うんですけども、この件について、知事はどのように受け止められましたでしょうか。

○丸山知事:内容だけ、内容に着目しますと、それは、この地方の声が国政に届きにくくなるという意味で、我々が合区などを通じて持っている問題認識、同じ問題認識に基づく御発言なので、内容としてはごもっともだというふうに私は思います。

 今御指摘のあった、衆議院議長としての御発言としていかがなものかということについては、それは衆議院の院内で評価されるべき話なので、県知事としてのコメントは控えたいというふうに思います。

 アダムズ方式でいくと10増10減ということで、決まっていることに対して異議を唱えるということがどうかといった指摘も見えますけども、そもそも国会議員さんとか国会というのは、法律をつくる、法律を変える場所ですから、法律論としてアダムズ方式というのが今の法制上は取られてますけども、予定されてますけども、それを見直すべきではないかという議論というのは、法改正の議論として、それはあり得る話だと思いますから、そういうことが適当なのかどうかというふうに議論がされればいいだけであって、今の現行法制度と違うからおかしいというのは、それは国会の役割を理解されてない議論だというふうに思いますので、ちょっとずれた指摘だなというふうに受け止めております。

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございました。


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