12月10日質問項目6
6.JFしまね
○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田でございます。よろしくお願いいたします。
JFしまねについて御質問させていただきますけども、11月にJF側が臨時総代会を開かれまして、それに対して、15日だったと思うんですけど、報告徴求を出されたかと思います。回答もあったかと思うんですけれども、どういうものだったかを含めて、受け止めについてお願いいたします。
○丸山知事:JFしまねからは、決議の結果ですとか方法に関する報告、それから総代会のテープの提出がございました。個別に幾つか申し上げますと、リコール請求されている側の会長が議事進行を決めてるかのような発言が確認された。不適切な議事運営ではないかと疑われる。それから、改選請求の決議結果について、出席した総代の多くが不当な議事運営だとして採決を拒否しているさなかで行われておりますので、そういった方が座っていたということをもって、それも解職請求に反対をする人たちだというふうに単純にカウントされているということが明らかになりました。
総代会って、県でいえば県議会、国でいえば衆参両院ですよね。私が例えば議場で座ってますよね。私、議長にこうしろ、ああしろって言いませんよね。採決の方法をこうすべきだとか、何かああしろ、こうしろと言いませんわね。総理大臣だって、衆議院だと細田議長ですけど、岸田総理が議事運営、こうすべきだなんて指図しませんわね。議事はこれで終わりだとか、質問これで終わりだとかって言いませんわね。でも、JFしまねの最高決定機関は、そんなことが平気で行われておりますと。なおかつ、採決も、本当に賛成してるかどうかの確認が要るような状況なのに、採り直しをせず、賛成か反対か分からない人たちの、座ってる立ってるという、議事運営に反対をしてる、採決に反対をしてる人たちが座ったままでいるという状況を、解職に反対してるというふうに自分に都合よく解釈するといったことが平気で行われて。退席後にもう一回採り直すとかって、普通しますよね。だから、私は前から言ってるけど、会長だけの問題でもない、理事会の問題だと、これ。こうなると、理事会だけの問題でもない、総代会も問題だ、総代も問題だと、議長の問題だと。何でこんなことを、県議会議長、衆議院議長、議長って、ちゃんとした仕事をする人が選ばれるんだけどさ、こんなことをやってる議長が選ばれる。選ばれた人がこんなことをやる。議長も問題だと。そして、何でこんないいかげんな議事をやってる人が議長なんか選ばれるのかって確認したら、会長に選任を一任されている、書面で。それが多数決に上っているので、会長が一任を受けて選んだ人だと。それは言うことを聞くんでしょうね。岸会長の言うことを聞かなきゃいけない人を選んでるのかどうか分からないけど、そうとしか思えないし、総代会もまともな機能をしないということが全体として明らかになったと。
会長、クエスチョン、理事会、クエスチョン、議長、総代会、クエスチョン、そんな総代を選んでる組合員の皆さんにも責任があるでしょう。全体として、この前も申し上げましたけど、こういうことっていうのは、いろんな問題があっても、例えば会長に問題があれば理事会でそれを正す、理事会に問題があれば総代会でそれを正す、そういう仕組みですよ。それが二重三重に機能してないわけですから、組合員の皆さんには申し訳ないけれども、総代のちゃんとした人を選ぶということから含めて、組合員の責任でもある。法律上の要件に該当、まだいたしておりませんので、残念ながらそういう決定はできませんけれども、前から申し上げておりますとおり、解散するのが一番いい組織ではないかというのが私の感想ですね。解散がふさわしい組織だと、こんなことを繰り返している、平然と。水協法上、要件に該当しないと解散命令は出せませんので今は出せませんけども、解散を念頭に置かないといけない組織だと思って、監督権限を行使しなきゃいけないというふうに思っております。
解散でいろんなこと、困るとおっしゃる方はいるかもしれないけども、組合員の皆さんも含めて、そんなことを言う資格はないんじゃないかと。自分たちでやることをやらずに、解散命令出されたから困ると言われたって、そんなの相手できない。あなた方はやるべきことをやったのかということ。総代会が機能しないんだから。総代会が機能しないってことは、何かチェックが働かない、働きようがない組織だと。最後の手段ですよね、総代会って。それが、中身がどうじゃない。手順がむちゃくちゃで、こんなことが放置されてる。衆議院議長、参議院議長を内閣総理大臣が選ぶと。異常でしょ。県議会議長を県知事が選ぶなんて、異常でしょ。普通のときならいいよ。解職請求だよ。解職請求されてる人が議長を選ぶ。そんなことを、理事会がそんな文書を発出することを認めて、それに唯々諾々と会長に委任しますと返ってくる総代が多数に上る組織を、自助努力で改善が見込めるというふうに期待してかかっていくのであれば、それは間抜けな県知事だ。もうちょっとシビアに物を見なきゃいけない。なかなか改善するのが難しい組織だと、解散命令を視野に入れていかなきゃいけない組織だということを改めて痛感をいたしました。認識は間違ってなかったと意を強くしたところです。
○山陰中央新報:分かりました。報告徴求を受けて、さらに解散、法律上問題があればということですけども、そういう思いを強くしたということでよろしいですか。
○丸山知事:そうですね。こんな状況であれば、解散が一番、この組織にはふさわしいと。ただ、それは私が思いついてできることじゃないので、要件に該当しないんで、まだそれはできない。
○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございました。
○読売新聞:読売新聞の林です。
すみません、今の話に関わってなんですけれども、先日、業務改善命令の発出に係る通知をJFしまねのほうにされてたかと思うんですけれども、それに対する命令の発出って、まだなされてないかと思いますが。
○丸山知事:報告徴求じゃないの。
○読売新聞:報告徴求。業務改善命令の通知も先日。
○丸山知事:業務改善命令。ごめんなさい、もういっぱいあり過ぎて、私ね、よう分からんのですわ。盛りだくさん過ぎて。私も……。
○読売新聞:何か弁明書を求められてませんでしたかね。
○丸山知事:弁明書が、それが今の報告徴求だと思いますよ。
○読売新聞:ああ、それが今のですか。ああ、分かりました。
○丸山知事:だから、新しい、役員推薦会議の委員を選び直すとかっていう手続は、一体いかなる理由でやってるんだということの説明を求めました。役員全体を一回解任して、任期を終わらせて、そして選び直しているということであれば根拠がないから、それはおかしいんじゃないかという指摘をしたところ、役員推薦委員は総代の中から選ぶとなっていて、従前の委員さんの中に2人ほど総代でなくなった方がおられたということに伴って、資格を失われた方がおられるので、それを補充選任したんだというふうな趣旨のお話だったので、まあそれは、それであれば、残任期、そういう人が新しく就任する、欠員補充だということで、それは問題なしというふうに認識をしたところです。
○読売新聞:分かりました。ありがとうございます。
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