３．飲食店利用に関する要請の緩和

○ＮＨＫ：ＮＨＫの伊藤です。よろしくお願いいたします。

　コロナの件で何点か質問をさせていただきます。

　今回、４点目で飲食店の利用に関して人数や時間制限を解除するというふうなお話でしたけれども、一つは政府の方針も踏まえてということもある一方で、例えば飲食店、今、厳しい状況に置かれている飲食店を支援したいとか、そういった心の、また心情というのもあるんでしょうか。

○丸山知事：それは常にありますよね。感染が拡大する中でも、その状況に応じて、人数の制限は４人だった時期もありますけども、できる範囲でサービスとして利用していただけるような状況をつくっていきましたし、政府は４人から一気にゼロに、無制限ということでありましたけど、私は段階を踏んでやってきましたので、方向としては、政府の場合は４人から無限大ということで、すごい階段が一遍でしたけど、私は段階的にやってきましたので、政府の認識に合わせて、それをなくしていくということについて、県民の皆さんが、じゃあ、だから１００人、２００人の立食パーティーをやられるようになるかというと、そんなことはないですよね。そこは県民の皆さんの感染に対する警戒感と感性が合わなきゃいけませんので、これはやっぱり一歩一歩進んでいく話でしょうから、今日明日からホテルで大きな、何百人と集まった立食パーティーが始まるということは、直ちに期待できないと思いながら、そういう状況に近づけるかどうかということを、事業者の皆さんのお話を伺いながら、これからできることがないかどうかということを引き続き検討していきたいというふうに思っております。

○ＮＨＫ：その点でいうと、今、非常に感染状況落ち着いている中で、一方で、これから忘年会シーズンも迎えると思います。その中で、県民の方にこういうところを注意していただきたいというふうなことはありますでしょうか。

○丸山知事：もうこれは、これまでお願いしてきたこと、それは人数制限は変わりますけど、カラオケ、飛沫が飛ぶ形での飲食スタイルもありますから、そういったところを注意してもらうということは引き続きお願いしなきゃいけませんし、飲食店、業種ごとに様々なガイドラインに基づいて事業者側がやらなきゃいけないことはありますから、それはそれできちんとお店側も守ってもらうということであります。