10月14日質問項目7
7.ワクチン
○NHK:すみません、NHK、浅井です。
ちょっと1点確認したかったんですけど、ワクチンの3回目接種のことで、一部の自治体では、3回目接種に向けた体制整備で予算措置したりとかっていうような動きとかも出ているかなと思います。近いところでいうと岡山県の総社市ですとか、あとは東京都議会でもそういった動きがあったかと思いますが、3回目接種に向けた体制整備について、現時点でどのようにお考えでしょうか。
○丸山知事:何か体制整備しろといっても、どうするか、詳細が決まってないので、見切りでやることはできますけど、やり直しする手間が惜しいので、でも、私が思うのは、そんなことよりも、捕らぬタヌキの皮算用するよりも、まずは島根県内、まだ接種を希望される方が全部終わっているわけじゃないので、早くそれをまず終わらせる。3回目の前に2回目のところを早く円滑に終わらせるということのほうが優先で、3回目以降というのは、恐らく普通に考えると、3回目以降のスタートは医療従事者です。1回目、2回目のスタートも医療従事者から始まって高齢者の福祉施設の入所者とかでしたから、普通に考えれば、2回目接種で抗体の量が落ちてきたんじゃないかと、要するにブレークスルー感染がしやすくなっているという期間が一番過ぎている方というのは医療従事者なので、基本的に医療機関がスタートだとすれば、それは市町村が会場を設営して云々ということよりは、医療機関にワクチンを送って、院内で打ってもらうということの手順でしょうから、そういう意味では、そういうふうになるだろうなというふうに想定して準備をしている。最初から住民接種が始まるんだとすると、もうそれは今のうちから準備しろと言ってくれないとできませんから、今、この時点でないということは、医療機関からスタートするんだろうなと思って、少なくとも島根県は構えていますね。それよりも9割以上の、九十何%のワクチンを政府は配ったっておっしゃってますけれども、大事なことは、希望者が95%いるんだったら95%配ってもらわなきゃいけないし、90%とか95%が目標なのではなくて、接種を希望する方にできるだけ早く接種を終えてもらうというか、それを、希望を実現するということなので、2回目の接種を希望される方が確実に早くできるようにワクチンを供給してもらうということが大事だと思いますね。
○NHK:ありがとうございました。
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