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9月7日質問事項5

5.JFしまね

○山陰中央新報(曽田):別の質問に移らせていただきますけども、JFしまねについてなんですけれども、役員改選の命令の方針を出されて、聴聞に来週、13日に入られると思うんですが、業務改善命令に始まり、何度も命令を出してこられました。JF側が従っていないという現状なんですけども、ついにここまで来たかというところではあるかもしれませんが、この一連の流れについての現状というのをどういうふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事:我々の姿勢は一貫してますし、丸川オリンピック担当大臣の言葉を借りると、違う地平にJF側はおられるなと、ねじれの位置ですね、数学的にいえば。同じ平面にいない人たちだなという感じですね。

 そもそも組合員の信任も得ずに執行権を行使してるということを恥ずかしいと思わないというところが、ちょっと我々からすると相場がずれてる。何か理解できないですけど、そういう感情の問題じゃなくて、法律上、是正すべき内容がありますので、それを是正するために法律上与えられている権限を適切に行使してるということです。

○山陰中央新報:分かりました。

 役員改選命令というのは、過去を遡っても県としても異例の対応だというふうに思うんですけれども、罰則がないというところも含めてなんですが、その効果について、実効性についてどういうふうにお考えでしょうか。

○丸山知事:我々が異例なことをしてるんじゃなくて、JF側が異例なことをしてるから異例なことをせざるを得ないということなので、やってることは当たり前のことをやっている。実効性がないのは、それは法律がそうなってるんだから、それは仕方がないですよねと。ただ、我々が少なくとも法律に基づいて島根県知事に与えられた権限行使としては適正なことをやってるつもりなので、今のJFしまねの状況は、役員改選命令を結果的に出すことになれば、これは出すかどうかは聴聞を聞いてからになりますから、そういうことになれば、業務改善命令を出すということは、業務を改善しなきゃいけない状況にあるというふうに我々として、島根県知事として認定してる。役員改選命令を仮に出すことになれば、役員としては不適格だというふうな認定をしている。それが、罰則がないからといって、そういう認定を躊躇する必要はない。私は、命令だから、聞いてもらうことを前提としてるけれども、聞かない可能性もありますわね。そういう方々がJFしまね、協同組合という事業体の権限を行使する立場として平然とおられるということを組合員なり理事なりがどう受け止められるのかという常識の問題だと思います、普通に考えれば。ただ、法律問題ですから、それは争うこともできるし、それをけしからんと言うつもりもありませんから、それは法律問題は法律問題として処理していきますけど、私としては、今起きている現状に対して、法律上与えられた権限を適切に行使しないほうが罪が大きいと。今、全然罪があるとも思ってないし、聞いてくれない可能性があるから躊躇するなんていう、そういう本末転倒なことを考えるつもりは全くない。法律上必要な措置を講じていくということです。

○山陰中央新報:分かりました。ありがとうございます。


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