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7月9日質問事項3

3.盛り土調査

○NHK:大雨関連なんですが、先週の土曜日に静岡県熱海市で大規模な土砂崩れが発生して、いまだに20人以上安否が分からない状態になっているかと思います。盛土の崩壊が原因かというふうに見られてるかと思いますけれども、島根県内もかなり斜面とか多い地域に盛土ももしかしてあるかもしれませんが、その辺の状況把握、調査などをどのようにやっていくおつもりでしょうか。

○丸山知事:宅地などとして利用されている一定規模以上の盛土を大規模盛土造成地として把握をしております。県内に704か所存在することが分かっております。そのうち土砂災害警戒区域、いわゆるイエローゾーンの土石流の上流部にある盛土について、今確認しているところであります。全体としては、国土交通大臣が総点検する方針というふうに言われていますので、国土交通省からの指示を受けて全般的な把握をする予定です。

○NHK:こういった盛土をもとにした土砂災害のリスクというのは、島根県もかなり山がちな地域も多いと思います。リスクとしては、知事としてはどれぐらいの認識を持っていらっしゃいますか。

○丸山知事:それは分かりませんよ。もともと熱海の急傾斜地の盛土と、低い山の峰を盛ったやつと全く違いますから、一概に盛土だからということにはなりませんし、盛土がどこにあるかという場所が大事ですよね。平地というか、低い山の連担地の中の谷を埋めてるやつと、ああいう急な斜面地の上を盛土してるというのでは全然、多分リスクが違うでしょうからね。と、あとは水が流れるところなのか、それに対して水を抜く構造になっているのかどうかということを含めて、立地とか構造、それぞれ要素がありますので、結局個別判断だと思いますけど、少なくともああいう高いとこにやってしまうと、なかなか、要するに裏山が崩れるだと、高さが裏山の高さですけど、あの高さだから落ちてしまうとあの勢いになるわけですよね。だから巻き込まれる家屋も増えるし、勢いも強い。高さというのもあるんじゃないですかね。

○NHK:ありがとうございます。


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