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6月4日コメント2

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 2点目が、社会福祉施設でコロナ感染症が発生した場合における陰性者の滞在施設の確保についてであります。

 現在は、県内の介護、福祉の現場で従事していただいております職員の皆様、関係者の皆様の御尽力によりまして、島根県内ではコロナ感染症の感染者が初めて確認された昨年4月以降、こういった施設入所者の感染は認められておりません。全国的には介護施設など、高齢者を中心とした社会福祉施設でのクラスターの発生が多数報告され、高齢者ということで、関連する死亡の報道もたくさんなされております。本県では、現状そういった状況は生じておりませんけれども、さらに万全を期すために、社会福祉施設の入所者に感染者が確認され、医療機関への入院よりも今入所されている施設内での療養が適当な場合に備えて、その場合には感染者と非感染者を同じ施設に置いておくことは適当でありませんので、感染者の方は当該施設にとどまっていただいて、施設入所者の中で陰性の方を施設外に一時的に移っていただく、そして滞在できるようにする施設を、出雲市斐川町内に専用の施設として確保いたしました。

 施設の名称は、旧特別養護老人ホーム斐川サンホームであります。この施設は5月末まで名称のとおり特別養護老人ホームとして利用されておりまして、今月、移転に伴い利用を終了された施設であります。所有者であります社会福祉法人恵寿会様の御協力によりまして県が借り受けることができたものであります。恵寿会様並びに関係の皆様には、この場をお借りいたしまして深く感謝を申し上げる次第でございます。

 県といたしましては、こういった、これまで発生しておりませんけれども、全国的なケースを見まして懸念される事態にも対応して、こういった施設も活用しながら適切な療養環境を確保していきたいというふうに考えておるところでございます。

 この件につきましては、後ほど、別途時間を取りまして記者の皆さんに担当課から説明をさせていただく予定といたしております。


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