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6月4日質問事項6

6.ワクチン接種

〇山陰中央テレビ:山陰中央テレビの福村と申します。

 市町村が主体で進めているワクチン接種についてなんですけども、国が7月末での完了を求めているところであると思うんですけども、県としてどのようなスケジュールの見通しが今のところあるのかということを教えていただければと思います。

〇丸山知事:国の調査の回答結果を把握してまして、19市町村とも7月の末までに高齢者接種を終了させる目標の下で取り組んでいくというふうになってますので、その実現ができるように、各市町村で生じるいろんな課題の中で、県としてサポートできるところをサポートしていくという考えです。

〇山陰中央テレビ:何か具体的な後方支援のようなものっていうのはあるんでしょうか。

〇丸山知事:具体的な後方支援。県立病院で出雲市からの協力要請があれば対応するとか、そういうことじゃないですか。

〇山陰中央テレビ:ありがとうございます。

〇山陰中央新報:山陰中央新報の佐々木です。よろしくお願いします。

 すみません、先ほどのワクチンの質問にちょっと関連してお願いしたいんですけれども、県内の接種の現場から集団接種の会場で、問診医が足りないっていうふうな声も上がってるみたいですけれども、何かこれについて県としてサポートするお考えとかはありますでしょうか。

〇丸山知事:問診医が足りないっていう話はありますけども、県が医師として持っているのは県立中央病院とこころの医療センターの医師なので、これはこれで二次・三次医療を担っているわけですよ。だから簡単に接種会場に医師が要るからって派遣できる状況でもないと。私が聞いてるところによると、今回の政府の追加の措置で、接種単価を引き上げるという措置で随分協力が得られやすくなってるというふうに聞いてますから、今回の措置、政府の1週当たり100回以上を打ってくれたら単価がプラス、1本当たりの単価が2,000円とか、2倍になっちゃうとか、2.5倍になるとか、あと土日、休診日にやってくれたら幾ら足すとか、そういう開業の先生方の通常の診療との関係で、ワクチン接種に従事しやすいというか、診療を止めることに伴う減収を補ってもらうための措置だと思ってますけども、そういった制度を活用してもらって、まず地元の医師会等を通じて開業の先生方の協力を、より多く引き出していくということを市町村にそれぞれ行っていただくということが基本になるんじゃないかというふうに思います。

〇山陰中央新報:すみません、それともう1点、県内の接種状況なんですけれども、1回目、2回目とも全国平均のほうを上回っておりますが、知事として現在の状況をどう評価しておられますでしょうか。

〇丸山知事:全国平均を上回っているのであれば、医療資源は全国的に見ると少ないわけなので、全国平均値を超えているのであれば、それは関係者の皆さんが全国以上に、数字以上に頑張ってもらっているということだというふうに私は受け止めております。残念ながら島根県はそういう、特に問診をしていただくのは医師しかできませんので、医師不足の影響を受けて、打ち手を確保しようが、問診をしていただく方がいなければ打ち手の問題にならないので、東京とか大阪みたいに医者がたくさんいるところ、医療資源が、医師会に入ってない開業医の先生も含めてたくさんおられるところのように、別に人を集めて大規模接種会場を設置はできませんけども、ともかく今いていただいている医師、先生方の通常の診療と両立できる最大限の範囲内で協力を引き出して、このワクチン接種の促進に協力をしていただくということに尽きると思います。

〇山陰中央新報:ありがとうございます。

 

〇広聴広報課:その他ございませんでしょうか。

 よろしいですか。

 では、これで会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。

〇丸山知事:ありがとうございました。


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