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5月25日質問事項8

8.緊急事態宣言

○共同通信:共同通信、田中です。よろしくお願いします。

 現在、10都道府県で出ている緊急事態宣言ですけれども、今月末に沖縄を除く9都道府県が期限を迎えると思いますけども、政府のほうで、その9都道府県については沖縄とそろえる6月20日を期限とする見方が強まっているようですが、知事として、宣言を延長することと、またその6月20日という期限について、確定ではないですけれども、御見解をお伺いできればと思います。

○丸山知事:緊急事態宣言地域の中には、一時期のピークよりも下がってきたところ、東京、大阪はその類型だと思いますけども、そういうところもあり、まだ増えてる途中みたいな、北海道のようなとこもあります、まだら模様ですけども。そういう中で一律、残り、沖縄を除く9都道府県を延長しようとされてるということは、つまりは、ある意味、東京とか大阪とか、ピークを超えた感はあるけれども、どこまでクールダウンを、もうちょっとクールダウンをさせなきゃいけないというか、感染者数がもうちょっと下がるとこまでいかなきゃいけないというふうに考えられているんだろうというふうに受け止めておりますけれども、それは方向として正しいと思います。やはり第3波から何を学んだのかというと、第3波の後、程なくこれは変異、英国株と、変異株の影響だと思いますけども、すぐに来たと、第4波がですね。ということからすると、大阪もたしか一時期は50まで下がったところから急増したわけですから、どれぐらいが適当なのかどうか分かりませんけど、やっぱりある程度数字を下げて、下げた状況がある程度続くということ、これは尾身会長がよく言われる話だと思いますけど、そういうスタンスで臨まれるのはいいことなんじゃないかなというふうに思います。

 6月20日で十分なのかどうか、これは分かりません、先の話だから。ただ、正直に申し上げると、前回のバッハ会長の来日との関係で期日を設定したのではないかとか、聖火リレーができるようにしたんじゃないかとか、何かオリンピックとの兼ね合いで語られる日程というのは、そうじゃないとおっしゃるでしょうけど、そういうふうに言われるのは何か、避けれるんだったら避けたほうがいいと思いますね。オリンピックのためにこんな我慢をしなきゃいけないのかっていうふうな気持ちが出てきちゃうと、なかなか自粛もきつくなるので、そういう疑問を投げかけられない日程がいいけど、そういうわけにいかないんだとすると、やっぱりちゃんとした理由を、ちゃんとしたって、そういうふうに設定した理由を積極的に説明されないと、近づけば近づくほど、そういうオリンピックとの兼ね合いでの設定なんじゃないかというふうに言われやすいタイミングなので、そこは積極的に日程設定の説明が可能であれば、されたほうがいいと思います。

 ただ、この話はどうしても先が分からないので、未来の予測の話になっちゃうので、最初、期日を設定したときはここで収めようと思ってやることだけど、そう思いどおりいかないということは、これは自然というか、ウイルスが相手なので仕方ないですけど、ともかくあんまり感染を抑えていくためにこういう日程なり期間なりということが必要なんだという積極的な説明ができる日程設定がいいと思いますね。

○共同通信:ありがとうございます。

 

 

○広聴広報課:その他、ございませんでしょうか。よろしいですか。

 それでは、以上で会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

○丸山知事:ありがとうございました。


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