5月25日質問事項7
7.島根原発
○朝日新聞:朝日新聞の清水と申します。
島根原発についてお伺いします。
今月中旬、島根原発の構内で清掃員の転落事故と火災が相次いでおります。県としては安全協定に基づいて立入検査をして原因の究明を求める立場だとは思いますけれども、2号機の審査終盤にある中で、県として、知事としての受け止めを教えてください。
○丸山知事:先日、管理棟での発火ですね、バッテリーから煙が上がって、それに対して消火活動を行って、発生から30分後に消防署が確認したということを伺っております。
大事なことは、こういうことがなぜ起きたかということを確認してもらって、同じような状況にある箇所がないのか、ものがないのかということを確認するということであります。
今、この器材、その燃えたもの、発煙したもの、煙が上がったバッテリーを消防が引き取って解析中だというふうに聞いておりますので、その結果を受けて、それで対策を迅速に講じてもらう必要があると思っております。
もう1点の作業員の方の骨折、人身事故については、施設の工事の中で生じた労働安全衛生上の問題だということでありますので、工事の発注者として中国電力に、その受注者に対する監督をきちんとしてもらうということで、いずれにしても、火災にしてもこういうけがの案件にしても、原子力発電所内での事故というふうな報道に当然なりますから、それがどんな内容であれ、住民の皆さんが不安に思われるということは間違いないわけなので、こういったものも含めて、原発本体の運営、それからその周辺の物事、全体として気を引き締めて対応してもらう必要があるというふうに思っております。
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