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5月12日質問事項9

9.#WeLove山陰キャンペーン、大型連休中の主要観光施設入込客、観光について

○山陰中央新報:山陰中央新報の曽田と申します。よろしくお願いします。

 #WeLove山陰キャンペーンについてお伺いします。

 今月末までのキャンペーンについて、鳥取県の平井知事は延長する意向を示されておりますけども、島根県としても同じく延長するお考えでしょうか。

○丸山知事:そういう方向になると思いますね。先ほど申し上げたように、事業者支援自体はそうびっくりするような大きな支援ではありませんから、そういった意味では、既存の個別の政府の支援制度を、感染が抑えられてる地域でしか活用できない財源でもありますから、それをきちんと活用して、感染拡大防止と両立する範囲内で有効に活用していくという意味では、マイクロツーリズムという考え方で感染が比較的抑えられている山陰両県での行き来も含めて、県内と隣県の行き来を含めて消費喚起をしていくということは可能な状況だと思ってますから、継続をしていくということで鳥取側と調整をしているところです。

○山陰中央新報:分かりました。

 具体的に、いつ頃まで延長するとかっていうお考えは、今の時点でありますでしょうか。

○丸山知事:調整中なので決めてません。

 何か担当部局でつくってる案、調整してる案というのはあると思いますけど、私自身は直接把握してません。

○山陰中央新報:分かりました。

 それに絡めて、#WeLove山陰キャンペーンに絡めてなんですけども、大型連休中の県内の主要観光施設のお客さんの数がコロナ禍前のおととしと比べて、全体でいうと7割減ぐらいだったというふうに聞いてますけども、#WeLove山陰キャンペーンの効果はあったと感じられますでしょうか。

○丸山知事:いや、#WeLove山陰キャンペーンは、基本は宿泊がベースなので、正直、近場の観光施設めぐりはもう去年1年間で県民の皆さんは飽き飽きするぐらいされてるでしょうから、なかなか県内需要で観光施設を対前年何割も増やすわけにいかないでしょうから、仕方ないんじゃないでしょうかね。それぐらいでしょう。どうしてもコロナ禍ですから、やっぱり宿泊はするとしても、あちこち回っていくという雰囲気に県民の皆さんもなれないでしょう。そこはやはり接触のもとですから、家族と宿でゆっくりするとかホテルでゆっくりするとかというのは感染リスク感じないパターンですけど、なので、観光施設の入り込み客は一昨年対比の3割ぐらいに対して、宿泊の割合はよかったと、よほどよかったというふうに聞いてますから、そういう意味で、なかなか施設物、誰と会うか分からない、不特定多数の人が来る施設をあちこち出ていこうという雰囲気では、今シーズンのゴールデンウイークも、昨年はゼロに近かったんだろうから、その戻りが3割というのは仕方ない数字じゃないでしょうかね。

○山陰中央新報:分かりました。

 そういった状況も踏まえて、赤羽大臣とこの前、意見交換ありましたけども、さらに観光客を取り戻していくために国に対して求めていきたいこと、何を求められるかというのはありますでしょうか。

○丸山知事:やっぱりマイクロツーリズムって、島根県内、または山陰両県の方々の余暇を過ごすための家計の余裕の中から出てくる消費なわけですよね。だから、ずっと島根県内とか山陰両県で需要喚起をしていっても、基本的には需要を前倒しでやっているということになるので、長生きはしないわけですよ。そうするとやっぱりベース、マーケットのベースを広げていかないと需要喚起も効かなくなってくるということはもう明らかなので、そういった意味では、山陰両県からいかに広げていけるか、この今回の今のスキームをですね。まず今は、鳥取、島根で行き来するキャンペーンは国の制度の対象になってませんから、まずそういった斜めのものも対象にしてもらう。単県だけのものではなくて、同じ感染水準のところで行き来をするというところも対象で入れてもらうというような改善を求めていかなきゃいけないでしょうし、そしてもう一つは、例えば、これは地続きにしかできないと思うので、そういった意味では山陽側の、今ちょっと急増期に入ってますけど、それを山陽に広げていくということが次なる目標ですし、それができるようにするために、山陽側の各県の努力が一番ですけども、我々としても、中国地方として感染拡大防止に向けて連携して取り組んでいくということで環境をつくっていく、そして制度として対象を広げてもらう、ブロック単位とかですね。これは今の制度を広げてもらってもいいし、GoToトラベルをブロック単位で実施するでもいいんですけど、ちょっと、ずっと今のやり方を続けていくのでは、県民の皆さんの財布の量には限りがあるので、それを広げていくためには、やっぱりどうしてもエリアを広げていく、そのために感染を抑えなきゃいけないと。我々は抑えたままにしなきゃいけないし、全国的な感染はやはりワクチン接種を全国的に進めてもらうことで、そういう環境を早くつくってもらうということを求めていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思います。

○山陰中央新報:分かりました。


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