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4月16日質問事項3

3.東京オリンピック

○読売新聞:読売新聞の林です。

 オリンピックの関係で加えてお伺いしたいんですが、自由民主党の二階幹事長がTBSのCS番組の中で、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない場合は、東京五輪の中止も選択肢に入れざるを得ないという認識を示したという、そういう御発言がありました。このことについて、知事として御感想、あればと思います。

○丸山知事:二階幹事長は、これはまだ報道されているかどうか知りませんけど、収録でそういうふうにおっしゃった。それが、その内容が報道に流れた後にコメントを出されてますので、今の幹事長の正式な認識というのは、そのコメントのほうだというふうに受け止めております。

 コメントの内容は、報道じゃなくて、原文でいくと、ぜひ成功させたいという思いだ。いろいろな準備やなすべきことを一つ一つ解決していくことが重要だ。何が何でも開催するのかと問われれば、それは違うという意味で発言をした。開催の可否は関係者が決定する。自民党として安全・安心な大会の実現に向け、しっかり支えていくことに変わりはない。なので、開催に向けて努力をしていくという立場である。そして、決定権者ではないんだと、開催の可否は関係者が決定するんですからね。自民党とかとして、その開催の可否を決定するわけではないけれども、何が何でも開催するのかと言われればそうではないということだというふうに理解しています。

 何が何でも開催すればいいというわけではないというのは、というか、政府が開催をしたいという立場で、それを支えられている自民党として、その政府の判断を尊重して、それを支えていくという立場というのは、ある意味、自民党の幹事長として当然な認識だと思いますし、政府なり国の政策に関わられる与党の中枢の幹部として、何が何でも開催するという考えではないということについては、国民の皆さんの世論なり、放送の中で言われたように、開催することで感染が拡大してしまったら何のための五輪なのかというふうな、そういう評価を受けることになってしまう。それは政治として避けるべきだというお考えというのは、これは与党を支える立場というよりは、一般的な国民の皆さんの、どちらかというと世論調査等でいうと多くの方々が思われてる感覚、認識に沿ったお考えを示されているんだろうなというふうに受け止めております。

○読売新聞:分かりました。


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