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3月7日コメント1

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○丸山知事:県内の感染状況につきましては、1月中旬をピークに減少傾向にありましたけれども、2月に入ってから1日70人から80人前後で高止まりの状況となりまして、2月下旬から徐々に増加傾向に転じ、ここ1週間は1日100人前後の感染者が続いているところでございます。

 また、年齢別に見ますと、2月中旬頃から18歳以下が多い状況が続いております。このうち未就学児の感染者が約3分の1を占めておりますので、家庭や保育所などでの感染が多く見受けられるという状況でございます。

 また、2月21日以降、これはまん延防止等重点措置解除後に確認されたクラスターは、今、合計28件でありますけれども、そのうち17件、約6割が保育所等で発生しておりまして、保育所等での感染拡大が続いている状況にあります。

 もともと保育所等では、預かっておられる子どもさんの年齢が低いということで、子どもさん自身に感染対策を徹底していただくということが難しい構造にあることなどから、感染拡大リスクが高く、その防止のためには、まずは保育所等に感染を持ち込まないように、家庭や保育所などで対策を徹底することが重要になってまいります。

 こうしたことから、県内の市町村や他の施設の取組を参考にしまして、保育所等における対策を取りまとめまして、先週4日、金曜日に市町村を通じて保育所等や保護者の皆様に、以下の内容の感染対策の徹底をお願いしたところであります。

 具体的には、1つとして、子どもさんに症状が出た場合には、軽い症状であっても登園させず、早めに医療機関を受診していただくように保護者の方々に勧めていくこと。登園後に子どもさんの症状が出たときは、園において速やかに保護者に連絡し、早めに医療機関を受診するよう保護者の方々に勧めること。職員の方々につきましても検温等の健康管理の徹底と、症状が出た場合には軽いものであったとしても仕事を休んで、早めに医療機関を受診をしていただくこと。そして職員の方々のマスク着用の徹底と、子どもさん方には年齢や発育の状況に応じて可能な範囲でマスク着用をお願いすること。そして小まめな手洗い、定期的な消毒、換気の徹底など、基本的な感染対策を徹底すること。また、職員室、休憩室での密の回避とマスク着用の徹底。そして、合同保育の回避など可能な範囲で子どもや職員間での接触機会を最小限にするような対策の実施など、お願いをしております。保護者の方々には、早めの医療機関の受診、そして家庭内等でも可能な範囲でマスク着用をしていただく、そして基本的な感染症対策の徹底をお願いをいたしております。

 保育所や保護者の皆様におかれましては、これまでも様々にお願いをしているところでございますけども、こういった内容につきまして、感染拡大防止のために一層の対策の徹底につきまして御協力をいただきますよう、改めてお願いを申し上げます。

 広く県民の皆様におかれましても、引き続き日々の体調管理を徹底しまして、微熱や鼻水だけといった軽い症状でありましても、仕事や学校などを休み、速やかにかかりつけ医や県のコールセンターに連絡をしていただいた上で医療機関を受診をしていただくようにお願いをいたします。


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