２．ＪＲ西日本

○毎日新聞：毎日新聞の目野と申します。

　すみません、前回の記者会見でも若干ちょっと出た質問かもしれないんですけども、改めてなんですが、鉄道の関連で、ＪＲ西日本の長谷川社長が、輸送密度２，０００人未満の線区について、４月に収支状況を公表するという方針を２月に明らかにされてますけども、島根だと木次線とかが該当するかと思うんですが、地方路線の見直しの一環ということも考えられるんですが、改めてこういう近く、来月には公表されるかと思われるんですが、そのことについての所感と、またＪＲ西に何か求めたいこと等あれば教えていただければと思います。

○丸山知事：これまでは輸送密度まででしたけど、収支の状況までということですので、何もないのにこんな余計なことというか、プラスアルファなことはやられないでしょうから、路線維持は難しいというふうなことを数字で示していくということのために出されるんだろうと思って、我々は構えています。なので、今出てくる数字が、その数字だけでネットワークを維持するとか、膨大な国民負担を基に分割民営化できた会社として、分割民営化時の残された路線を残していく社会的な責任がある会社の立ち居振る舞いとして許されるのかどうかということを含めて、個別に切り取った数字だけで判断しないようにということを、これはＪＲ西日本にも政府にも求めていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思ってます。

○毎日新聞：ありがとうございました。