３．竹島の日記念式典

○ＮＨＫ：ＮＨＫの伊藤と申します。よろしくお願いします。

　竹島の日のことでお伺いしたいんですけれども、政務官の派遣がまた先ほど決まったということで、これに対する知事の受け止めをお伺いしたいと思います。

○丸山知事：閣僚の出席をお願いしておりましたけれども、これまでに引き続いて閣僚に準ずるお立場として政務官がお越しになるということでありますので、満足しているというわけではありませんけども、それに準じた対応をされたというふうに受け止めております。

○ＮＨＫ：まん延防止等重点措置が２０日まで出る中で、こうした、東京でも感染拡大している中での来県ということになりますけれども、こうした状況の中で来県されるということについてはどうでしょうか。

○丸山知事：やむを得ない仕事での往来は島根県民にも認めておりますので、島根県として竹島問題というものを、我々としては国内外にきちんと理解をしていただくということも含めてこの式典を開いておりますから、そこに、この問題解決の当事者である政府から代表が来てもらうということは、これは大事なことでありますから、大事な仕事として来ていただくということで、我々が県として県民の皆さんにお願いしている内容と齟齬を来すものじゃないだろうというふうに思っております。

　結果的にはまん延防止等重点措置は解除された期間になりますけども、延長する可能性もありました。場合によっては緊急事態宣言が発せられるという可能性もゼロじゃなかったわけでありまして、準備としては、緊急事態宣言が発令されたとしても開催すると、できるように準備をしておりますので、そういった意味でも必ず開催しなきゃいけないと思っておりますし、そこに政府の代表が来ていただくということは、我々として必要だと考えてお招きをしておりますので、それはいろんな物事との齟齬を来すものじゃないんじゃないかというふうに思っております。当然、感染拡大防止のためにしかるべき行動を取っていただくというのは政務官のほうでやられるでしょうから、感染拡大につながるようなことにはならないというふうに理解をいたしております。

○ＮＨＫ：ありがとうございます。