○ＮＨＫ：先ほど、上定市長が島根原発２号機の再稼働について、地元としての、松江市として同意するということを表明されましたけれども、これについての受け止めをお伺いしてもよろしいでしょうか。

○丸山知事：関係自治体として、考え方なりの賛否を表明されたということでありまして、同意するかどうかという意味においては、同意をされる。ただ、どういう考え方で同意をされるのかという説明というのを市民に向けて、市議会に向けてされていると思いますので、そういった中身を確認させていただいて、関係市からの意見を伺うというふうにこれまで申し上げてきておりましたので、その考え方を含めて、どういうふうな説明をされたかということを改めて確認していきたいというふうに思っております。

○ＮＨＫ：これまでも、知事として判断するときに、各自治体の話をというふうなことも、先ほどの発言でもありましたけれども、これで再稼働の件、手続的には、残るは知事の判断だけということの状況になりましたけれども、そういったところはどうでしょうか。

○丸山知事：協定上は私だけですけど、私の判断の仕方というのは、関係自治体、それから県議会の意見を伺ってということでありますので、そういう手順を踏みたいということでありますから、周辺３市の市長さん、また覚書に基づいて鳥取県の御意見、そして県議会での御意見を伺う必要があるというふうに考えておりますので、その中の一つの参考に、話を、考えを伺わなきゃいけないと思っていた松江市さんの考え方が示されたという受け止めでありまして、そういった意味では、まだ伺わなきゃいけない御意見の先があるという認識であります。

○ＮＨＫ：分かりました。ありがとうございます。