2月10日質問項目
○共同通信:よろしくお願いします。まず、かめっこクラブの生越さんにお伺いします。
本日、天皇陛下と皇后様にどういったことを披露されたか、まず教えてください。
○生越さん:ミュージックケアというものを披露しました。
○共同通信:ミュージックケアは、音楽に合わせて体を動かすことでよろしいですか。
○生越さん:はい。
○共同通信:ありがとうございます。天皇陛下と皇后様は、ミュージックケアを御覧になって、どういう風にお声を掛けられましたか。
○生越さん:「楽しそうですね」とお声がけをされました。
○共同通信:天皇陛下と皇后様お二人とも「楽しそうですね」と声を掛けられましたか。
○生越さん:はい。
○共同通信:ありがとうございます。その他に、陛下と皇后様が声を掛けられたなかで印象に残っていることはありますか。
○生越さん:「これからも寒い日が続きますけど、お元気でお過ごしください」という言葉が一番印象に残っています。
○共同通信:生越さんは、その言葉を受けられて、どう感じられましたか。
○生越さん:コロナウイルスにかからないように、健康的に過ごそうと思いました。
○共同通信:ありがとうございました。続いては、亀の子工房の佐貫さんにお話を伺いたいです。よろしくお願いします。佐貫さんは、天皇陛下と皇后様にどういったことを見せられましたか。
○佐貫さん:見せたということはないんですが、「卯の花の袋詰めをしている作業を見ましたが、難しくはないですか」と聞かれまして、「簡単ですよ」と言いました。300グラムから350グラムの幅があるので、重さを量るのに。それで簡単ですと、難しくはない。
○共同通信:「簡単です」と答えられて、天皇陛下と皇后様は、どのような御反応をされていましたか。
○佐貫さん:笑っておられたじゃないですか。と記憶しております。
○共同通信:天皇陛下と皇后様が、卯の花の作業について「難しくはないですか」と言った他に、印象に残っていることはありますか。
○佐貫さん:最後の最後なんですが、「これからもお身体に気を付けて作業をしてください」と言われて、温かくなりました。
○共同通信:ありがとうございます。まだコロナ禍が続きますが、どのように健やかに過ごしていきたいと思われますか。
○佐貫さん:これからも絶対コロナにはかからないように、手洗いだけはきちんとして、マスクをしっかり掛けて生活していきたいと思っております。
○共同通信:ありがとうございました。次に丸山知事にお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
◯丸山知事:よろしくお願いします。
○共同通信:今回のオンラインでの御訪問は、昨年一旦中止になりましたが、今回無事に実施されることになりました。改めて、ご所感をお願いします。
◯丸山知事:延期になった年、それからオンライン開催となった昨年、本格的に2回、社会福祉法人亀の子様に御訪問のご準備を入念にしていただいておりまして、昨年の5月の時点では叶いませんでしたけど、こういった形でオンラインで行幸啓をいただくことができて、大変ありがたく思っております。
◯共同通信:ありがとうございます。知事として、天皇陛下、皇后様の御言葉ですとか御反応で印象に残られていることありますでしょうか。
◯丸山知事:一つ一つというよりは、職員の皆さん、利用者の皆さんに、親しくお声がけをいただきまして、本当に緊張をしておられた利用者の方が、緊張せずにお答えできるような優しいお心配りをしていただいて、非常に和やかに両陛下と利用者の皆さん、それから理事長をはじめ職員の皆さんとのご歓談をしていただけたことが、大変ありがたかったなと思っております。
◯共同通信:ありがとうございます。代表しての質問は以上になりますので、各社さん質問がありましたら交代いたします。ありがとうございました。
◯山陰中央新報:森山理事長にお伺いします。今日は、天皇陛下にどんな説明をされて、どういった反応がありましたでしょうか。
◯森山理事長:まず、コロナの関係での問いでございました。どのようにしてるかということでございましたので、平素行っていることをお話ししたようなことでございます。非常に、両陛下との話ということで緊張はしましたが、非常に穏やかな方でもちろんございますし、話しやすい方でございまして、顔を見ながらにっこりとしていただいたり、非常に印象に残っているところでございます。
◯山陰中央新報:ありがとうございます。森山理事長は、亀の子のことはどういう風に説明されましたか。
◯森山理事長:亀の子の全体の、今行っております事業の説明、併せまして亀の子の理念を申し上げてご説明したところでございます。
◯山陰中央新報:それに対しては、どういう反応がございましたか。
◯森山理事長:質問はございませんでした。あとは、この近隣の利用者の関係がどうだろうかというような質問でございましたので、大田圏域でございますので、1市3町でございますが、邑智郡が入っておりますので、3町ほどございますということで、今現在は就労支援の希望の人数を申し上げたところでございます。それと、亀の子の名前の由来をお聞きになりました。皇后陛下でございました。「いい名前でございますね」とおっしゃっていただきました。
◯山陰中央新報:ありがとうございます。施設の御訪問を受けて、森山理事長はどんな思いで今いらっしゃいますか。
◯森山理事長:特に今年は、亀の子設立いたしまして25周年を迎えたところでございます。植樹祭からいろいろ丸山知事さんにご心配いただきまして、コロナの関係で延び延びとなって、今日こうしてオンラインで結んでの両陛下とのお話をさせていただいたところでございます。今年はちょうど25年の区切りの年でございます。非常にうれしく、ありがたく思ったところでございます。これからも、障がい者の支援にしっかりと力を入れて、受け入れていかなくてはいけないなと思いをしているところでございます。
◯山陰中央新報:ありがとうございます。
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