コメント３）

　３点目といたしまして、県立石見美術館における企画展の実施についてであります。

　グラントワの県立石見美術館で、２５日から２月２０日まで企画展「大下藤次郎と水絵の系譜」を開催いたします。２０２０年は、明治期を代表する水彩画家であります大下藤次郎の生誕１５０年に当たりますことから、その生涯と画業を改めて振り返る展示となっております。４２歳の若さで急逝した後も、多くの画家たちに影響を与えたほか、津和野町出身の森鷗外とは、鷗外が小説のモデルにするほどの深い交流がございまして、石見にゆかりのある作家として、石見美術館にも多くの作品を収蔵しているところであります。なお、グラントワは、新年２日から開館いたします。県内外の多くの方々にお越しいただき、ゆっくりとお楽しみいただきたいと考えております。