12月9日質問事項10
10.高病原性鳥インフルエンザ
○山陰放送:BSS、山陰放送の秦と申します。
鳥インフルエンザに関連してちょっとお聞きします。
最近の発生ですと、近県の広島県のほうでも発生がありました。島根県としての現在、鳥インフルエンザ流行期に備える体制、それから知事のほうから関係部署に何か指示を出されたんであればお聞きします。お願いします。
○丸山知事:これは、きちんと事前にマニュアルなり方針に定めて対応する中で、私自身が直接オリジナルな指示はいたしておりませんけれども、養鶏場全戸に電話連絡をいたしまして、鶏に異常がないかどうか、発生農場との間に卵や鶏の移動がないかどうかということを確認いたしまして、ないことを確認いたしております。そして、養鶏場に対しまして、鶏舎の周辺の消石灰散布など、防疫対策を徹底してもらうよう、改めて指導、要請をしたところであります。そして、県組織内部といたしまして、危機管理担当者会議を7日に開催しまして情報共有をするとともに、万が一県内で発生した場合の初動の想定スケジュールや職員の動員について確認をいたしております。あわせて、県内の養鶏業の関係者によります防疫対策会議も開催いたしまして、事業者の方々と連携して、発生防止対策に取り組むことを確認いたしております。ということで、そういったことを想定の範囲内といいますか、こういう事態も想定をして、マニュアル、対応などを準備しておりますので、それに沿って迅速に対応したところであります。
○山陰放送:ありがとうございます。
先ほどスケジュール、万が一の想定でスケジュールも確認されたということなんですが、今、現状として、県としては、今、新型コロナウイルスに、人的にもいろいろな投入をされていると思います。その中で、さらに万が一、鳥インフルのほうに発生があった場合に、人的に、またそこに投入をしていくということで、やはり通常の年とは違うなというような印象なり、知事はお持ちでしょうか。
○丸山知事:実際、香川県から始まって、隣県で対応されているわけですので、島根県でできないことはないというふうに思っておりますけども、やはり仮に発生するとしても、それ以上の拡大を防ぐということが大事でありますので、万が一の想定はいたしております。ともかく新型コロナと同様に、仮に野鳥等の移動で発生したとしても、人的な要素で拡大を絶対にしないように、関係者の協力、また県組織としても人員を動員して迅速に対応していくという考えであります。
両立は簡単じゃないと思いますけども、ほかの県、香川県でも多数発生する中で、県庁一丸となって取り組まれて対応されているわけですから、島根県でも両立して対応していけるというふうに思っております。
○山陰放送:ありがとうございました。
○広聴広報課:いかがでしょうか。
これをもちまして、本日の知事の定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
○丸山知事:ありがとうございました。
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