• 背景色 
  • 文字サイズ 

12月9日質問事項8

8.JR木次線トロッコ列車

○山陰中央新報:山陰中央新報、木幡です。

 トロッコ列車についてちょっと伺えればと思うんですが、JR西日本米子支社長が、11月の定例会見で、木次線のトロッコ列車運行について、22年度以降は未定というふうに言われましたが、どう感じられましたでしょうか。

○丸山知事:やらないと言われてるわけじゃないから、残念と言う必要はないと思いますけども、継続してもらえるように、県知事として、また地元の市町と連携して取り組んでいかなきゃいけないというふうに認識いたしております。

○山陰中央新報:あと、トロッコ列車の運行の意義や効果をどのように感じられてますでしょうか。

○丸山知事:そんな小学生みたいなこと、答えなきゃいけませんか。それは観光としての入り込み、そのトロッコ列車がなければ、通常の通勤通学の利用だけでは人口減少が進む地域で乗客を伸ばしていくというのは難しいわけです。そういった中で、三段スイッチバックを含めて、鉄道資産としても希有な、また風光明媚な路線でありますから、それをトロッコ列車という形で、例えば、車両の中から眺めるのではなくて、じかに奥出雲、雲南のこの風景を、風を感じながら、匂いを感じながら体験できる貴重な観光資源でありますから、そういった外部からの入り込みということを維持、継続、発展させていく上で欠かせない、そういう列車だというふうに思っております。

○山陰中央新報:あと、トロッコ列車の存続に向けて、そもそも今、利用が低迷する木次線自体の乗客の増加が求められてると思います。個人的には沿線住民の利用を増やすのも大事ですが、人口減少に歯止めがかからない中では、観光利用を増やすことが重要だと思いますが、知事は、改めてどのように感じられてますでしょうか。

○丸山知事:両方大事です。それは片だけでできるんだったら苦労しませんから、それはもう両方取り組んでいくということじゃないですか。片だけでできるんだったら、片だけやればいいですけど、両方やるべきでしょう。

○山陰中央新報:あと、最後に、県としてトロッコの存続、木次線の存続に向けて、どのように対応されていきますでしょうか。

○丸山知事:いや、利用客を増やしていくように努力していくということです。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp