５．松江市長、出雲市長の不出馬表明

○ＮＨＫ：ＮＨＫの保科です。

　出雲市、松江市と続いて首長さんが来期の続投というのを引退されるというふうな御発言がございましたけども、これについて、今、知事はどういうふうに受け止めてらっしゃいますでしょうか。

○丸山知事：松江市長さんは、合併前の松江市長から、まさに大合併を経験され、出雲市長さんも平田の市長さんを経られて、大合併を経られて出雲市長さんに後になられたといった形で、まさに平成の大合併と言われる歴史的な大事業に携わられた、非常に御苦労と、そして大事業を成し遂げられた、私からすると大分先輩の政治、地方行政に携わられた方々でありまして、そして県内でも２つの大きな市という意味で、市長会ですとか市町村をリードされる立場でもあったわけですから、そういった様々な御苦労、それぞれの市長さんとしての市政における御功績というのは大変大きいものがございますので、心から敬意を表したいというふうに思います。

○ＮＨＫ：一方で、知事と松江市長とはなかなか、あつれきもあったということが様々な報道でございましたけども、その点については、松浦市長にはどのようなお気持ちでしょうか。

○丸山知事：私自身は、政策論で意見が違うところがあったという認識でありますので、それは政策の話だということで、意見が違うとか議論をするというのはいいことだというふうに思いますので、それはそれで必要なプロセスだったんだというふうに思います。

○ＮＨＫ：分かりました。

　今のところ、松江市においては新しい市長の希望の方がいらっしゃいますし、出雲にはまだいらっしゃいませんけども、知事から見て、どんな方に次、二大市の首長になってほしいというふうにお考えですか。

○丸山知事：これは県知事として申し上げる事柄ではなくて、まさに市民の皆さんの期待に応えられる方が選ばれるという、そういうことですから、市民の皆さんがどういうふうな求めをされるかということによるんじゃないかというふうに思います。

○ＮＨＫ：分かりました。ありがとうございます。