12月9日質問事項2
2.県立中央病院の感染事例
○山陰中央新報:山陰中央新報の原田と申します。
県内では、県立中央病院のほうで入院患者と看護師の感染が発生しました。そのほかの入院患者と、それから看護師と接触をされた医療従事者の方のPCR検査については、全員が陰性だったということのようなんですけれども、現時点で院内で感染が広まっている可能性は低いというふうに見ておられますでしょうか。
○丸山知事:PCR検査が一度、陰性だった方も陽性になる、これは潜伏期間、一定の時期に当たるとそういうことも、事後に発症されるということもあり得ますから、可能性がゼロではないと思いますが、今の時点でPCR検査で探知できる陽性の方というのは、入院患者さん、そして今回の、病院内で確認されたお二人の陽性患者さんと関係する職員からは出ていないというわけでありますので、ゼロではありませんけど、極めて低いということが確認できているという状況だと思いますので、外来の診療ですとかということについて、御不安をお持ちの県民の方々も多いと思いますけども、こういった客観的事実を踏まえてみますと、問題なく御利用いただける状況になっているんじゃないかというふうに思っております。ただ、これは潜伏期間があって、後日また判明するということがあるかもしれませんので、病院内で入院患者さんの健康観察、新型コロナを疑うような症状がないかどうかということについては、特に念入りに健康観察をするようにしておりますので、そういったことを通じて、もしあったとしても、症状の発症初期で確認できる体制を取っていると思いますので、極めて低いというふうに思っております。
○山陰中央新報:関連のPCR検査は幅広く、今、実施されていると思うんですけれども、終了の見通しなど、今めどが立っているものがあれば教えてください。
○丸山知事:本日検査をいたします。まだ、あと数日はかかります。退院者の方の検体採取がまだ数日かかる、相手の御都合で、ということがありますので、11月24日以降に退院された患者さんについて、総数80人のうち、65人は本日中に検査を終わりますので、あと数日残るというところも、僅かなといいますか、13人ぐらいが数日かかると。大量にあって数日かかるというよりは、御都合の関係で、そういったとこであります。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
感染経路等で、これまでの説明では不明というふうな説明だったと思うんですけども、新たに何か分かったことがあれば、お願いします。
○丸山知事:今のところ、特段そこで進展はありません。ともかく感染拡大がないかどうかということに全力を挙げて取り組むというタイミングですので、感染経路については追って調査をするということであります。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
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