11月25日質問事項6
6.ツキノワグマ
○山陰中央新報:山陰中央新報の木幡です。
また、熊の出没についてですが、目撃数や捕獲数ともに過去10年で最多を更新する勢いに今なっています。県では2017年から捕獲場所によって殺処分するか放獣するかという、そのゾーニングの方式を導入していて、今、殺処分頭数がだんだん増加傾向にはありますが、今、目撃件数がかなり増えているということもあって、住民の不安は高まっています。今、人的被害も2件で、農作物への被害も、大小、一応あるんですが、一定程度あるということで、その辺り、ゾーニングの範囲の見直しの考えなりというのは今ございますでしょうか。
○丸山知事:通常考えて、今回の全国的な熊の出没と言われているのは、やはり夏場なのか分かりませんけど、天候不良でドングリ、基本的に里に下りなくても入手可能な主要な食料が山の中で、通常の生息域で確保しにくくなったということの影響だというふうに識者は言われていますので、そういった理由だと、一時的な季節要因でゾーニングを広げるというのは、なかなか整理がつかないんじゃないかなというふうに思いますので、残念ながら一時的な要因ということで、このシーズンを、熊鈴とか、危険な時間帯とか場所に立ち寄らないという注意喚起を行政できちんとさせていただいて、そして罠の設置とか、そういったことを駆使して今年を乗り切るということが基本になるんじゃないかというふうに思います。
○山陰中央新報:ありがとうございます。
○広聴広報課:いかがでしょうか。
それでは、終了する前に、本日、冒頭で何度か電源が落ちましたのは、殿町、内中原町のところで停電が起きたということでございましたので、御報告をさせていただきます。
本日は、これで知事の定例記者会見、終了させていただきます。ありがとうございました。
○丸山知事:ありがとうございました。
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