11月13日質問事項11
11.県民栄誉賞
○山陰中央新報:山陰中央新報の原田です。
県民栄誉賞について、2点お願いしたいんですが、1点は、澄川先生が今回受賞されましたけれども、改めてどのようなところを評価されたかというところが1点と、それからもう1点は、今年に入って里見香奈さんと、それから澄川先生と2人授与されていて、これまでは澄田元知事一人だけだったんですけど、何か積極的な印象を受けるんですが、今後もそういった方がおられれば、積極的に県民栄誉賞を授与されるのかどうかというようなことをお聞かせください。
○丸山知事:澄川先生は、私自身は、これは選考理由から外れますけど、やはり美術っていう才能を求められる世界で、たしか岩国工業高校を卒業されてから東京藝大に進まれて、親御さん、お父様の反対も強かったっていうお話も伺ったことがございまして、そういった意味では強い意思を持って、美術で身を立てていこうという思いを遂げられて、文化勲章まで、島根県出身者として彫刻という世界を究められたというところと、それと併せて、そういった日本、世界で名の通った方がこの地元、特にお生まれの石西地域の益田に設置しましたグラントワのセンター長になっていただいて、大所高所から御指導いただいて、このグラントワをあれだけの、地元に愛されて、県外の方からもたくさん来館していただける施設に育てていただいたという功績、美術界全体に対する功績と、島根県の地域振興も含めた芸術文化の振興に長年貢献いただいたと、この2点が大きな要素であります。
そして、今後につきましても、県民の皆さんから見て、県民栄誉賞は、県民の誇りであるとか、誇りとすべき方について異存のない方がおられれば、それは数とか、1年に1人とか、何か数字の制約を設けてやるものではないでしょうから、自然体で、審査機関もございますので、そこに御相談をして授与していきたいというふうに思っております。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
○広聴広報課:よろしいでしょうか。
これをもちまして本日の定例記者会見を終了させていただきます。ありがとうございました。
○丸山知事:ありがとうございました。
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