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11月13日質問事項6

6.大田「夕市」廃止

○山陰中央新報:すみません、山陰中央新報の木幡と申します。よろしくお願いします。

 すみません、ちょっと話、大きく替わって、大田の夕市の関連で質問させていただければと思います。

 夕市廃止で、もう2か月が過ぎました。地元漁師は、魚の鮮度低下に頭を悩ませており、廃業を選ぶ漁師も出ております。一日漁の名称を使った地場水産物のブランド推進も希少性を失っています。知事は以前、定例会見で、JFと漁業者との間で協議すべきとのお考えを示されましたが、また改めて県の対応方針等をお聞かせください。

○丸山知事:基本的な構造は変わっていないと思います。これは最終的には漁業者のために夕市を廃止して朝市に一本化することが漁業者の所得向上につながるという方針で臨まれてる話でありますから、そういった状況になっているのかどうかっていうのは、数字などで漁獲量ですとか魚価といったものを追って、数字としてウオッチはしていかなきゃいけないというふうに思ってまして、それが大きく外れるようであれば、我々としても漁業振興になっているのかどうか、組合員のためになっているのかどうかという観点でJFの意見を確認する、考え方を確認するということはあり得ると思います。

○山陰中央新報:すみません、その数字ももちろんあると思います。また、現場での声を聞くというのも一つ重要なのかなとは思っておりまして、知事は日頃、現場での声を聞くというふうにおっしゃっており、先日はまたちょっと別の話ではあるんですけど、多古漁港での定置網漁の視察なり、研修事業での若手漁師、来られた漁師とすごく意見交換をされてる姿がちょっと象徴的に残っておりまして、私の中では。この夕市の件に関して、そういった現場の漁業者との意見交換など、話合いの場を設けるような考えというのは、今ございますでしょうか。

○丸山知事:誰と誰の話合いの場ですか。

○山陰中央新報:知事と現場の漁業者、大田の。

○丸山知事:冒頭申し上げましたとおり、基本的な問題の構図が、市場開設者たるJFさん、または漁業振興、組合員の所得向上なり福利厚生を図る組織としてのJFさんと漁業者の皆さんの関係の問題だと思ってます。我々は、JFに対する監督権を持っておりますけども、法律上の。その当事者同士が問題を整理しない中で、私が一方の話を聞いてどうだこうだということのものも決めれないでしょうから、それは現場主義話とはまた別、そういう当事者同士の問題の整理というものが進まない中で、私が入っていくことはありません。逆に、今行くことは考えていないということであります。


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