４．しまねプレミアム観光券

○ＮＨＫ：ＮＨＫの土屋です。

感染対策と並行して、経済を回していくという面で、先ほど、今月から販売の始まったしまねプレミアム観光券の話もありましたが、これまでのところの販売の状況、もしつかんでいらっしゃるようでしたら、これまでのところの状況と、それと冬の観光誘客に向けた期待をお聞かせください。

○丸山知事：数字をちょっと私は把握しておりませんので、担当課から確認をした上で、クラブのほうにお配りをしたいと思います。

そして、冬の観光誘客につきましては、特に通常でありますと閑散期、１２月とか１月、２月というのは寒い時期で、出かけるのがおっくうだという時期でありますので、通常であれば閑散期ということになろうかと思います。ただ、この感染の状況というのが影響しますが、感染がある程度落ち着いているという状況を前提といたしますと、夏場、春、夏というタイミングで外出なり観光する機会が大分、国全体で失われましたから、そういったことを年度後半でやっていこうという方々はたくさんおられると思いますから、通常の年に比べると若干寒くても行けなかったところに行ってみようというふうに思われる方というのは例年より多いんじゃないかというふうに思っておりまして、そういった方々のニーズをきちんとつかんで、島根の観光素材、観光地をきちんとＰＲする形で、そしてこういった一定の支援をする形で、できるだけ多くの方に来ていただきたいというふうに思っております。ただ、それが感染の拡大がどういうふうに影響を与えるかということは今後次第でありますので、そこの両立というのは、当然感染の状況、これは島根県内だけではなくて、全国の状況を見ながら、そういった、今申し上げたようなモードで進み続けていいのかどうかというのは、折々、状況を見て考えなきゃいけないというふうに思っております。そもそもが感染拡大しますと、感染拡大している地域の都道府県知事さんから外出の自粛だったりということの要請がされる、緊急事態宣言がなくても（新型インフルエンザ等対策特別措置法）２４条９項とか、事実上のといった形でなされる可能性がありますので、そうすると、そもそもが来ていただくということが感染拡大している地域の知事さんの要請との兼ね合いで難しくなってくるということはあろうと思います。