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10月29日質問事項5

5.GoToトラベルキャンペーンについて

○山陰中央新報:山陰中央新報の原田です。

 国をめぐる動きでいうと、GoToトラベルキャンペーンが実施期間延長するような方向で調整をしているようなんですけども、これについての受け止めと、それから、まだまだ小さい旅館など、中小の宿泊施設になかなか人が、恩恵が来てないんじゃないかというような指摘もある中で、今後、その制度を拡充していくなどの何か要望というか、国に求めるようなことがあれば、それも併せてお願いします。

○丸山知事:基本的に延長されるのは好ましいことですし、延長すべきだというふうに思います。また、お金を出されるのは政府ですので、予算を確保して、予備費の執行なのか、予算を組み直してということなのかは総理の御判断だというふうに思いますけども、延長はされるべきだと思います。県内事業者のお話を伺いましても、1月末までが今の期限ですので、2月以降の予約の入りがさっぱりだという話は伺ってまして、やはり早く、特に旅行は予定を立てて日程調整しないといけなかったりしますから、予約を入れる人の先々のめどが立つようにという意味においても、早めにこの延長を決めていただくのが何よりいいんじゃないかというふうに思ってますし、今お話のあった中小への恩恵が薄いんじゃないかということについても、改善をされるのにちょっと検討をされてるんじゃないかと私は受け止めてますけど。延長だけだったらすぐ決めれると思うので。そういう対策、例えば今、50%とか35%とか、35%が料金割引で15%が事実上のお土産券みたいな率設定になってますけど、中小のことを考えれば、一部下限の定額制を設けるとか、単価の大きいところが割引額が大きくなるということに対しまして、事実上、中小のところの割引割合を定額化することによって、50%に引き上げるとか35%に引き上げるといった底上げをちょっとしないと、なかなか率で一律にやってしまうと、何%でやってしまうと、どうせだったら高い、同じ1日使う、同じ1泊使うんだったら高いところにというようになっちゃうでしょうから、やっぱりそれを是正しようと思ったら、定額化という、少なくとも何千円は上回る、例えば1万円で35%だと3,500円ですけど、それを例えば4,000円とか5,000円とかというふうに、要するにその金額を下回る場合にはその金額にすると、切上げをするような、そういう対策でも打たないと、なかなか厳しいんじゃないかというふうに思いますけど。

 ちょっとその辺りは私があれこれ申し上げるよりは、個別の恐らく旅館業、ホテル業の組合の皆さんの中から声が上がっていくと思いますので、こうすべきだというふうに細かくは申し上げるつもりはありませんけども、延長すること、そして今、指摘されてる問題点、課題を少しでもたくさん解消できるように工夫してもらうということをお願いしていかなきゃいけないというふうに思っております。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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