10月9日質問事項1
1.県外の方とのアルコールを伴う飲食店利用自粛要請の解除
○山陰中央新報:山陰中央新報の片山です。よろしくお願いいたします。
先ほどの対策本部会議で、県外の方とのアルコールを伴う飲食店の利用の自粛の解除というのを決められたと思うんですが、この狙いと、あと、政府が大人数での会食を控えるよう呼びかけておられますが、この大人数の定義等々、ちょっと分かりづらい部分もあって、県としてはどのように呼びかけていかれるか、そこの点を教えていただけるとうれしいです。
○丸山知事:先ほどの対策本部会議で数字を示して御説明をさせていただきましたけれども、8月下旬の時点と比較いたしまして、各県の(感染者の)数字が軒並み下がっている、全国的な数字といたしましても第2波と言われる感染拡大の波というのは落ち着きつつあるということでございまして、前回、8月下旬に(県民の皆さまへのお願いの)継続の判断をしたところでありますけども、その時点と比べて全国的な感染の状況が収束している、また、県内の最近の発生例、安来と浜田、大きくは2件ございましたけども、その調査も終了いたしておりますので、感染者の方も退院されているといった県内の感染状況も踏まえて、これは行動の制約というか、いろんなお願いというのは、感染の状況に応じて都度変わっていくべきものでありますので、今の状況であれば、一定の対策を店舗側にきちんと講じてもらう、また、利用される側についても注意事項を守っていただいた上で活動の幅を広げていただくということは可能ではないかという判断で行ったものであります。
もう一つは、他県といいますか、島根県以外で一般的にこういうことが行われているわけではありませんので、社会経済活動の回復という意味で、県外の方との接触の機会が減りかねないというお願い事でございましたので、ビジネス、商談、身近な方とお会いするという機会がこういった制約、私からのお願い事を守っていただくために、控えていただいたり、参加できなかったりということも生じているのは間違いありませんので、そういった制約を少し緩める段階ではないかということで対応したところであります。ついては、これは状況次第でありますので、一本調子にきつくしていったり、一本調子に緩くしていったりということではありませんから、当然感染の状況がシビアなものになっていけば、これはまた同じようなお願いをさせていただく場面もあり得るということで、今の状況は、この感染が一定、従前よりも水準が低下しているという状況に対応したお願い事にしなきゃいけないんだろうということで、お願いの内容を変えたところであります。
そして、2点目の大人数の会食というものをどう捉えるかでありますけども、基本的には感染防止のためにお願いしている内容であります。したがって、感染の危険の度合いというのを総合的に判断する必要があると思っておりまして、5人がいいとか、10人がいいとか、20人がどうだとかという数字で単純に線引きするというよりは、その状況ですね、そもそも狭い部屋で5人でわいわいがやがややっていたら、それは感染リスクが高いでしょうから、5人だからいいというわけでもないでしょうし、20人とか30人になったとしても、大きな会場でテーブルを分けて、そして基本着座で、間隔も空けて、換気もしてという形でやられるということであれば、20人を超えているから一概に駄目だというのも不適当でしょうから、それは講じられている間隔、空間の確保ですとか、換気ですとか、そういう料理を取り分けてやる形にするかどうかとか、そういったことを両方加味して考えなきゃいけないというふうに思っておりまして、そういう感染防止のための対策が十分に講じられている場合には、10人を超えている、20人を超えているということがあっても別に構わないというふうに思いますし、10人とかでも、狭いところで換気悪く大声出してということであれば、それはちょっと避けてもらうというふうな、ちょっと相対的に数字が取れないのは仕方がないだろうというふうに思っております。
○山陰中央新報:分かりました。
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