コメント４）

　４点目のお願いでございますが、食中毒、また熱中症の注意喚起であります。

　８月になりまして、湿度も気温も、ともに高い日が続いております。この時期は食中毒が発生しやすくなります。また、今年、この夏につきましては、新型コロナの関係でマスクの着用などが求められておりまして、例年以上に熱中症への注意が必要となっております。

　食中毒につきましては、今週３日に今シーズン初となる夏季の食中毒注意報を発表いたしました。食中毒を予防するためには、調理前の手洗い、調理時の十分な過熱、食品の冷蔵保管、保冷剤の活用、調理した食品をできるだけ早く、すぐに食べることなどに留意する必要があります。特に最近では、新型コロナの影響もありまして、飲食店においてお弁当やお総菜のテークアウトの販売が拡大いたしております。低温保存や早めに食べていただくということを心がけていただくようお願いいたします。

　続いて、熱中症につきましては、消防庁の発表によりますと、７月２７日から８月２日までの間に、島根県内で２８名の熱中症患者が搬送されておられます。そのうち２３名、率にして約８割が高齢の方でありまして、高齢の方は熱中症になりやすいので、特に注意が必要であります。屋外で一人で農作業される場合など、既に屋外において人と十分な距離が取られている場合には、これは感染防止のためにマスクを着用していただくということは必要ございませんので、マスクの着用について、不要なときには外していただくということも大事なことであります。夏場のマスクの着用については、そういった柔軟な、つけ外しが面倒だということはありますけれども、それ以上に熱中症を加速する側面もございますので、特に柔軟な対応をしていただきたいというふうに思っております。県のホームページやしまねっこチャンネルでは、予防のポイントなども紹介いたしておりますので、御覧いただきまして予防に心がけていただきたいと思っております。

　私からの発表事項は以上であります。