8月7日質問事項3
3.江の川氾濫
○山陰中央新報:山陰中央新報の木幡です。
あと、すみません、ちょっと江の川の氾濫の関連なんですが、来週で1か月を迎えるというところで、現地では今も家屋の復旧作業が続いていますが、先日、国交省に対して流域市町とともに治水事業予算の増額や早期の堤防整備を求められましたが、要望の手応えはありましたでしょうか。また、あと、今後の要望活動はどのように展開していきますでしょうか。
○丸山知事:人的被害がなかったのは幸いでありますけれども、2年間で50年に一度と言われる降雨というか水位が襲って、同じ家屋、同じ事業所が2年のうちで2回被災されているという、この深刻な状況はお伝えし、御理解いただけたというふうに思っております。
そして、その対策の必要性ということについても御理解いただけたと思いますけども、現実問題として必要な対応というのは、予算の確保が必要だと。あちこち事業箇所があって潤沢な予算があるのであれば、そこから振り向けてもらうということになりますけれども、必ずしもそういう状況でもないということでありますので、ともかく治水という、これまで若干予算的にいきますと厳しい状況に置かれていたところを、3か年の緊急対策というだけではなくて、緊急対策も講じながら、また、当初予算ベースまで拡大といったことも講じてもらいながらやらないと、今回の被災地域というのは、最上川もありますし、球磨川もありますし、江の川もありますという状況ですし、昨年の水害の被災地域もありますので、そういう点では箇所数がどんどん増えているということを含めて、やはり必要性は理解してもらいながらも、なかなか予算づけができないということも想定されますから、全体の枠を増やしていくということを政治の立場からしてもやっていかなきゃいけないというふうに思っております。そういった意味で、県選出国会議員の皆さんの御協力もいただきながら、また、同じように河川改修の整備率が低いような地域ですとか、今回被災した、このような地域と連携しながら取り組む、そういった予算の総枠の拡大といったことを同時に進めていかなきゃいけないというふうに思っております。
○山陰中央新報:ありがとうございました。
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