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4月23日質問事項2

2.知事就任から1年

○山陰中央新報:山陰中央新報の片山です。

 話は変わりますが、知事、間もなく就任1年を迎えられます。この一年、島根創生計画をまとめる一年だったと思います。一方、コロナウイルスの関係で、美肌観光など、一部、始められない事業も出ている状況だと思いますが、今後、そういった事業を含めて、どのように対応されるか、お考えを聞かせていただけますでしょうか。

○丸山知事:島根創生の事業の中には、いろんな対外的な情報発信、その中にはイベントですとかU・Iターンの関係のフェアとか、人に集まっていただく事業が相当程度含まれております。そういった事業というのは、現下の状況では開催しようがありませんので、そういったものを、就職説明会とかですとウェブ形式でやるといった工夫もしておりますが、集まっていただくといったものについては、なかなか難しい状況であります。そういったものについては、当然、終息後に実施をするというふうに考えるのか、今年度の前半は仕方がないとかという判断をしていくのかということは状況に応じて考えていきたいと思いますが、3月の中頃といいますか、島根創生計画を決定していくまでのプロセスというのは、島根創生計画がメインテーマでもありましたけれども、今のこの状況というのは、県民の皆さんの命に関わる新型コロナウイルス感染症対策、これをともかく全力で取り組むという形で、私自身の時間配分というか、気持ちの配分はそういうふうにさせていただいております。

 ただ、直接この業務に携わっていない県職員もいますので、今、島根創生の関係でできないことは、当然順送りなり中止をしつつ、自らのデスクワークとか、準備ができること、多くの人に集まっていただかずにできることといったことはありますので、そういったものはきちんと進めてもらいますし、その進め方について相談があれば、私のほうできちんと判断していって、今できることというのをきっちりやっていくという、そういう、ある意味、両にらみの状況であります。

○山陰中央新報:多くの市町村長が知事選で対立候補を支援して、そうした知事選を経て就任されておられます。この一年、放課後児童クラブとか、子ども医療費、少人数学級の見直しでは、一部の市長が当初は反対姿勢を示していたこともありました。1年間、市町村との関係についてはどのようにお感じになられてますでしょうか。

○丸山知事:当然、選挙戦の後というのは、それまでの経過が色濃く影響しますから、若干スタート時点でぎくしゃくしたところがあったかもしれませんけれども、島根創生計画の教育の問題等も、最終的にはいろんな御議論がありましたし、もろ手を挙げて賛成というお話ではない部分は当然あろうかと思いますけれども、全体としてやむなしといったところで御了解をいただいたということで、この1年間で随分進展をしたというふうに私自身は捉えております。ただ、客観的な評価は市町村長さん方を含めての評価だと思いますので、自己評価はそんな感じですかね。

○山陰中央新報:この1年間、知事がやりたいことをまとめた年だったと思います。2年目はそれを実行に移す年だと実感しております。成果を上げるには、市町村とのさらなる連携強化が欠かせないと感じていますが、知事はどのようにお考えでしょうか。

○丸山知事:これは就任当初から申し上げておりますとおり、それは大事なことだというふうに思っております。非常に財政が豊かな県で、県が引っ張っていくという、ある意味東京都と東京都内の市区町村という関係ではありませんので、いずれも厳しい状況に置かれている県と市町村でありますので、手持ちのお金最大限、結果を出していく、効果を上げていくためには、お互いが協力していくことが不可欠だというふうに思っておりまして、ともかくエリアが違いますけども、同じ島根にお住まいの県民の皆さんのために仕事をしていくという意味では、これは同じ立場でありますから、そういう意味では気持ちを同じくして、この島根創生なり島根の発展のために取り組んでいけるというふうに思っております。

○山陰中央新報:連携強化に向けて、知事自身はどのように動いていかれるお考えでしょうか。

○丸山知事:日々心がけていくということじゃないかと思います。

○山陰中央新報:ありがとうございます。

 

○広報室:よろしいでしょうか。

 それでは、本日の会見は終わらせていただきます。ありがとうございました。

○丸山知事:ありがとうございました。


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