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3月23日質問事項2

2.緊急事態宣言外地域の飲食店支援

○山陰中央新報:山陰中央新報の原田です。政府が今日、予備費2.1兆円を追加支出することを閣議決定されました。これで本年度の予備費についてはほぼ使い切ったような格好となって、島根県が求めている飲食店支援はまだ盛り込まれていないようですけれども、どのように受け止められていますでしょうか。

○丸山知事:もう悲しい事態ですよね。感染拡大地域には惜しみなく予算を投入するけども、同じ状況にある地域の飲食業者については、まだ一顧だにされてないということは、悲しい状況だと思いますね。いろんな検討があって物が決まっていくから、すぐには決まらないかもしれませんけど、検討をしようとか、前向きに考えてみようとかという動きがまだ見えないわけですから、我々のような地域の飲食業者の皆さん、関連の取引業者の皆さんが置かれている窮状を知られてないのか、知ってるけど見捨てようというお考えなのかよく分かりませんけども、そういうふうにならないように、34の道県が事実上、中身としては徳島県知事も私も賛成ですから、実質36の道県で国会議員の皆さん、与党の国会議員の皆さんにきちんと状況を理解してもらって、政府の姿勢をただしてもらうなり、政府が認識を改めていただくなりということで取り組んでいかなきゃいけない、壁が高いなというふうに思ったところですけども、来年度当初予算も5兆円の予備費がありますから、新しい予算を編成しなくてもそういった対応は可能だと思いますので、4月予算が執行できるような状況になったら、またそういうことは可能なわけだから、別に次の補正予算を待たなきゃいけないという問題ではないということで、事は早く進めていただきたいというところであります。

○山陰中央新報:改めてになりますが、県として今後、要望の実現のためにどのように動くかということと、34道県の要望や国会議員の動きに期待されることはありますでしょうか。

○丸山知事:期待していると、今申し上げたとおりです。島根県としては、私は政府に出入り禁止を食らっているのに近いので、別に、私が動けば動くほどプラスにならないから動かないと言ってるじゃないですか。動けばプラスに働くんだったら動きます。でも、動いても多分プラスにならないから、政府の嫌悪感が増すだけでしょうから、動くつもりは基本的にないと。それはプラスにならない。それはもう変わりません。

○山陰中央新報:ありがとうございました。


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