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3月12日質問事項1

〇読売新聞:改めてこういうお願いをした理由を改めて教えてください。

〇知事:まず、年度末、年度初めの歓送迎会の時期である、もうすでに送別会の時期に入っていますけど、そういった意味での注意喚起がこのタイミングで必要だということと、これまで1番目の項目については、お願いをさせていただいておりましたけども、顕著に改善がみられているわけではないということで、データも含めてお示しした上で、飲食についてのリスクを数値でお示しをしてご理解を頂くということを通じて、過度な飲食店利用の自粛をできるだけ解消していきたいという思いです。

〇読売新聞:加えて今日のお願いとしては、できるだけ行ってくださいということで、可能な限り進んでというお願いだったと思いますが、そういう状況で、飲食店側のガイドラインの遵守とかが、先ほどお話にありましたように重要になってくると思いますが、その辺に対して、事業者側に呼び掛け等あれば。

〇知事:それはこれまでもお願いをしていることでありますので、当然守って頂くことということが前提ですし、そういうお店を選んでいただくということは前提としたお願いであります。

〇読売新聞:分かりました。

〇知事:あと、タイミングとしては、来週になると、また恒例の延長するかしないか、ドタバタがどうせあるでしょうから、早い方がいいということと、そういうドタバタした雰囲気で、限られた紙面の中でお伝えいただくよりは、このタイミングでということのほうが、よりメッセージとして伝わりやすいんじゃないか、ということを踏まえての、タイミングの選定であります。

〇朝日新聞:知事は、県内の飲食店への窮状というのは度々答えられていますけれども、今回のお願いでそういった飲食店に対する支援にもつなげたいといった狙いというのもあるのでしょうか。

〇知事:当然です。過度な自粛で苦しんでいる。政府に対しても支援をお願いしている。過度な自粛の過度な部分を少しでも改善、改良できないかということについては県知事の責任でもありますから、県知事として島根県としてできることはないかと考えたうえでのお願いであります。

〇山陰中央テレビ:以前から知事が示されているこちらのルールなのですけれども、来週、月曜日には松江市の松浦市長の方が、市が作った5箇条ルールというものを飲食店の方にお伝えになるようで、そこには9人以下、まあ人数についての記載は無いのですけれども、そのことについてはどのように知事はどのようにお考えでしょうか。

〇知事:いや、まあこれからやられることだからあれですけど、すいませんあの意図、意図が分からないのでコメントは控えますが、結局、私は自らを反省をして大人数で短時間、まあ長時間を避けてと言うことをこれまで言わずに、9人とか1時間半とか言う前の段階はですね、避けてきている、具体的な基準をお示しもできずに結果的にこの県民の皆様の行動の基準が分からなかった。まあ、それを反省してこういう風な対応をしておりますが、松江市におかれては、そういう風な問題意識はないのだろう、という風に思います。

〇朝日新聞:あの、県民、松江市民としてはどっちを守ったほうがいいかというちょっとあの、パニックになるようなこともあるかということもあるのかと思うのですが、まあ、県としてはこの9人以下というルールを守って欲しいというのか・・・。

〇知事:まあ、あの私の方が先に言っていますから、そういう苦情は松江市の方に言って頂ければ、という風に思います。

〇朝日新聞:ありがとうございます。

〇知事:まあ、当たり前でしょ。

〇読売新聞:追加で申し訳ありません。先ほど緊急事態宣言のお話が少し知事のほうからありましたけれども、現状、首都圏の感染者、特に東京ですけども、下げ止まりがあるようなところも指摘もされていますが、そういう首都圏の状況についていまどうお考えでしょうか

〇知事:まあ、下げ止まらない。専門家の方々からするとリバウンドの懸念があるというふうにおっしゃってますからそのとおりなんだろうと思います。まあいろんな数字を見ても、東京都の数字でいうと、感染経路不明者の割合は、積極的疫学調査が再開されたといわれていますけれど、ほとんど変わっていない。少なくとも数字上は改善していない。まあそんな状況ですけど感染経路不明者の行動を通じて、それまでのいろんな行動を通じて感染が広がっているところをおさえていないということだから、下げ止まらないのはある意味当たり前だと思います。だって、50%の方がどこで感染したか分からない。そうすると同じような感染をしている方がどこにいるか分からない。いないという人も一部いるかもしれませんけど、いる人も当然いるでしょうから、そういったところについては当然把握ができない。それで、そこから感染が広がっていくということでしょうから。論理的にはね。だから、人数が、感染者がぐっと増えていく過程で感染経路不明者の率があがっていくのは、これは仕方がないと思うんです。ただもう、ある意味定常化されている数字ですよね。300人くらいを目安にして、感染者を300人くらいを目安にして、積極的疫学調査を復活させるという判断をされたわけですよ。これ、都のモニタリングだか分かんないけど、専門家の意見を踏まえて300人程度で推移しているわけですけど、まあ超えてはないから積極的疫学調査やられてるんだと思いますけど、結果は出てない。まあ、そしたら改善はしないでしょう。で、まあもうひとついうと、東京都のモニタリング会議。直近のデータを見ると、50%は分かんないけど、50%は濃厚接触者、経路は分かってる。これが直近の数字かな。同居、職場、施設が、4割。で、会食。これ赤なんですけどね。これ3.8%なんですよ。もう分かってる感染経路でいくと、もう飲食をおさえていく、ほとんどおさえようがないほど、おさえてある感じなんで、そもそも都内の飲食をクローズアップする段階ではなくなっているので、高齢者の施設とか医療機関などが施設のもとになっていますから、そしてこの年齢が、この色が。おそらく高齢者施設。年代が80代以上がこんなに。高齢者施設に対してどういうふうに対応していくのか。ていうのがメインテーマに変わっているっていう、数字なんだけど。そういう、高齢者施設への対応を強化されるっていう話はありますよ。まあどういうふうにされるのか、その具体策。基本的にはね、外部との接触をだいぶん制限されているはずなんで、施設職員の方々を経由した感染が疑われると思うので、そういう方々に対して定期的な抗原定量検査をしていくのかPCR検査でもしていくのかっていうことを地道にやっていかないと、なかなか、分かっている感染経路半分の中の最大部門、二大部門ですかね、特に高齢者で感染者が出ると重症化になりやすい。そういった対策をうたれないといけないと思いますが、私が言ってもよけいなお世話という世界になりますから、数字でみれば明らかだと思いますよ。専門家の方が見られてちゃんと対応されたはずですけど、専門家の方々も都行政に関わる方も、ちゃんと仕事をされないといけないと思いますし、部外者と言う方もおられますけど、間違いなく今回の延長で、gotoトラベルの部分再開は時期的に遠のいた。飲食を中心とする自粛ムードというのはメディアを通じて継続をしている、影響が続いている。我々は直接の当事者ではありませんが、間接的当事者、だまっていることもできます。それは物事を決められる方々が我々に生じる影響まで含めて、一都三県だけではなくて、他に生じる影響まで含めて物事を判断していただければいいですけども、前回の延長をみても正直申し上げて、東京都知事が神奈川県知事に事実と異なる説明をされて政府におしかけようというふうな動きの顛末の中から、バタバタと物事が決まっていくという姿を見せられると、こんなんでだいじょうぶなのかなと。また同じことがおきなければいいのだけど。そういう意味では黒岩知事が一連の顛末をきちんと公表されたということは、大変、我々としてはありがたい。公人としてあるべき行動だと思っていますので、同じようなことは繰り返されないだろうと。

 ともかく、私、数字を確認しましたが、東京都以外の3県も99%お金がもらえる数字になっています。財政的な負担がないから、延長、延長というふうな、私からすると、言葉が適切かどうか分かりませんが、お金の負担がないから言いやすいという環境に、その面からなっているかと思いますが、そんなことではなくて、全国によくない影響を与えてしまっている。同じ全国的な措置をとられている関西圏はおさえられているのに、首都圏はおさえられていないという、順番でいえば、行政の長としていえば、できがよくない状況なんです。それをどういうふうにやっていくのか、これまでの対策は十分だったのかどうか。そして結果的には一番影響を受ける一都三県の都民県民のみなさんですが、そう言った方に申し訳ないという思いで、いろんな物事を決めていただきたいし、対策の強化をしてもらいたいというふうに思います。また同じことが繰り返されるようだと、一都三県のみなさんも、やる気が、気持ちが続かないでしょうし、これは一都三県にかかわらないと思いますし、最後につけ加えさせていただくと、私が2月17日に申し上げましたけども、一番感染が拡大しやすい地域だというふうに申し上げましたが、やはり一番リスク、オリンピックの開催するのかしないのか、主要な開催地がどこなのかというのは、リスクが一番高いことをやる地域が、最も日本の中で感染収束させられない地域でだいじょうぶなのかと。オリンピックがなくてもだいじょうぶか、リバウンドを恐れなければいけない地域が、外国から多くの方を、メディア各種含めて入国させて、で、要人、競技団体、IOCの要人、政府関係者も来られるでしょう。そういう方々がたくさん来られて、いろんな規制、制約をきちんと守れというふうに、本当に守らせることができるのかということも含めて残念ながら2月17日に思ったことがより顕在化、危険を具体的に感じるような状況になっているというのは、オリンピックの開催をきちんとやろうと思われている主要な方々、政府も一都三県も──東京都がメインですけど、三県も会場ありますよね、そういった方々が、今の状況でいいわけがないと思いますけど、どういう風に思われているのか不思議だし、私は感染を抑える、オリンピックを開催する、二兎を追うことはいいと思うんです。でも「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、まずは一兎を得てから二兎を狙う。このままの順番でいくと三波を終わらせる、または三波からただちに四波に行かないようにしていく。で四波を避けられないとしても小さなものにしていくという道筋をつける方を先にやられて、そして、こういった対策をしていく、でオリンピック特有のリスクを抑えていく、という手順でないと「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということになりかねないんじゃないかと懸念するような状況になっているし、全国でできていることが一都三県でできていない、ということがオリンピックの開催を国民全体に不安に思わせる状況になっているのではないかというふうに思います。私がなんかよく政府にともかく総理の官房長官時代の言葉を借りると、もう「明らかに東京問題」でしょう。一都三県で連携して抑えられる、仲間で協力し合うというだけだったら、できるんだったらそれでいいでしょう。ただ、それだけでは足りないんじゃないか。一都三県のうち三県は東京の感染拡大の影響を直接受けている、ある意味被害者だと思いますよ。その県の知事として、東京都と連携するだけでいいのか、東京都に求めていくことはないのか。終わったことだから、黒岩知事の話を「荒立てなくても」っていうそんなスタンスで県民に説明できるのか。「こんなことやってもらっちゃ困る」と連携するんだったら、連携するためにはそりゃあ信義則もいりますよ、それをうやむやにして本当に東京都の努力を引き出せるのかということをまじめに考える。主要当事者が一番汗をかかれないと。二兎を得ることが難しくなるどころか二兎とも得られないということになりかねないような状況だと思うので。私は具体的な数字は知りません、詳細な数字は私の手元にはありませんけれども、私の島根県知事としての希望はとにかく、緊急事態宣言ていうのは全国にいろいろなマイナスの影響を与えているのでそりゃもう、解除してもらう、この期限で。リバウンドのおきないように、緊急事態宣言なしでやってもらうということだと思いますよ。だって大阪とかやってるわけでしょ?リバウンドのリスクは負いながら解除して、いろんな工夫しながらやられてるわけだから、まあ、そういうことをやらなきゃいけないし、政府をいかに、政府をどんなに叩いても、これ以上成果はでませんよ。

法律改正もした。で、6万円で99%補助でお金を投入している。後はそれを受けられた感染中心地である東京都が、他のことも含めて、自分で最大限頑張ることが必要だと思うけど。

 総理は謝られた。都知事は都民に説教された。そんな状況で都民がこれ以上協力していただく、なかなか難しいと思いますよ。緊急事態宣言下にあることを都民はご存知なのか、ちゃんと認識されてるのかという説教をされているような状況で都民の協力を引き出すのは難しいと思うし、そういう姿勢を変えないとさらに難しいオリンピックまで、なかなか対応するのは難しいんじゃないかと思います。

 すみません、もう一つ、それを何度も申し上げている。その責任を持っている人たちがちゃんとした報道をされているかということをチェックするのはマスメディアですよ。そりゃ話はおもしろいし、叩きがいは政府のほうが大きいからあるでしょう。でも、東京都政を十分チェックされていますかと再三申し上げている。ここにおられる皆さんが判断されているわけではない。ただ、それすら島根県知事の戯言として報道もされます。なので私は必ずこういう取材でもテレビをつけてユーチューブに載せるようにしておきます。メディアの最大の力は書かないこと。菅総理が、質問を途中で中断されて、中断されたことについては大々的に書かれる。東京都知事の会見は40分あるけど、10分しか質疑がないと言うことは誰も主要メディアは報道しない。もう、みんな分かってるんですよ。メディアが問われてるんですよ、私は絶対そう思う。メディア批判をすると後から叩かれるから、もうやめろと言われる。もう我慢ならない。何で、文春報道でスクープが出るんですか。金額まで出る、場所も出る、情報がどこから出てるのかそれは明らかですよね。その情報を提供する先はもう、マスメディアではないわけですよ。雑誌メディアなんですよ。それは、主要メディアがちゃんと書いてくれないかもしれないという疑念を持っているから雑誌メディアにしかいかない。私は、そういうの本当にメディアの皆さんに今回のいろんな東北新社の報道。端緒は雑誌になってる、NTTの雑誌になってる。それは、皆さん方の本社に対する、少なくとも情報提供者が下してる評価だと思うんですよ。皆さん方が書かないという裁量を行使をする。それよりもまじめに問題を摘発しようとしている、世の中に社会提起しようとしている人たちは、少なくともこの2つのケースについてはマスメディアに提供することは逆にプラスにならない、マイナスになると思われているだろうとしか思えない。それを深刻に受け止めるべきだと思いますよ。

 いち県知事ごときが何を偉そうに言っているんだというふうに思われる話ですが、私はそう思いますよ。あまりにも書かないことが多すぎるんですよ。どういう判断か知らない、どういう判断でそうされているか知らないけど。書かない人たちだというふうに、書かない、報道しないと。私のことはね、もう、報道価値がないから、まあ、書かないことだと思いますけど、でも、報道価値の大きいものをどこに持ち込むかと、考える人たちが、もう、主要メディアは危険だと思われているんじゃないですかね。そういう意味でやっぱり書かないことに対する説明責任もいると思いますよ。そうしないと、まあ、メディア報道は、行政機関、または上場企業の公表資料でしか成り立たなくなってしまうんじゃないですか。というふうに、あの、私は批判するために批判しているのではなくて、こういう問題意識を受け止めてちゃんと、その報道すべき内容かどうかということをちゃんと考えてない、忖度をしすぎているんじゃないか。普通だと報道されることが報道されない。そういうことが多すぎると、まあ、私の内容が報道されないのは致し方ないですが、少なくとも大きなニュースを主要メディアは提供すべきじゃないか、というふうになっているということを、メディア側としては、真剣に受け止めた方がいいと思うし、受け止めて改善された方がよりよい社会になる。やっぱり、メディアがきちんと対応していただくというのが国民も安心できるし、新聞は取ってるけど雑誌だって定期購読しない訳だから、お金は変わらないから、雑誌を特別に買わないと情報が得られないということよりは、テレビをつけて、そういうことが載っている、毎日購読している新聞に、そういう知りたい情報が載っている、というふうにしないといけないのでは、というふうに思います。余計なお世話ですけども、そう思います。

〇山陰中央テレビ:今回出された島根県からのお願い、改めて確認なんですけど、時間について1時間30分を限度に、というこれって、歓送迎会だと1件だけじゃなく23件と行くと思うんですけど、1店舗あたり1時間半か、それとも歓送迎会・・・

〇知事:勉強が足りませんよ。なぜ長い時間がダメなのか、お酒を飲み過ぎると、長時間飲んでると、注意力が落ちるから時間を短くしましょうと言われているわけだから、これは1店舗、トータル1時間半。トータルですよ、仕方ない。政府は短時間と言ってる。4人未満と言っているんですよ。私はここでもリスクとっているんだ。松江市さんと違って。そうじゃないと始まんないでしょうが。どうすりゃいいんですか。そんなもん、1店舗1時間半なわけないだろう。

〇山陰中央テレビ:例えば普通の居酒屋であれば1時間半でも十分楽しめるんだろうと思うんですけど、伊勢宮なかには繁華街にはスナックとかもありまして、こちらはなかなか1時間半の中でこちらも行こうと思ったら難しいと思うんですけど。

〇知事:工夫の範囲内で、1時間半で、スナックスタートで料理も用意してもらって、食事もとってもらいながら、そりゃ料理人がおられるわけじゃないから、その場で調理してっていうわけにはいかないかもしれないけれども、仕出しでも用意してもらって、ともかくその、通常だと2次会で行くお店でスタートしてもらって、やってもらう、工夫してもらうしかないかなって思っている。確かに食事なしでって思うと、1次会に不向きだけど、ある程度料理分のお金を乗せて、そこでスタートしてもらう、というやり方しか確かにないですよね。そういう営業ができるかどうかっていうのは、厳しいかもしれませんけど、それでも、そういうやり方をしていただくっていうのが、私が思いつく範囲です。私は正直言って、1店舗毎に1時間半で何店舗でもどうぞなんて、とてもそこまで言う度胸は私には全くないので、当面そういうやり方で、通常2次会のお店を1次会の工夫をしてもらってお客さんにしていただく、っていうふうな常連さんへの働きかけをしてもらう、というやり方しかないんじゃないかなと思いますけど。

〇山陰中央テレビ:あくまでもこの2つのルールを守っていただいて、できるだけ出てほしいっていう思い。

〇知事:そういうことです。

〇山陰中央テレビ:ありがとうございます。

〇知事:あのね、申し訳ないけど、こんなこと言ってるの、たぶん俺ぐらいだと思うよ。

 松江市とか言わないわけでしょう。自己責任のリスク取らないわけでしょう。もう取るしかないんだよ。2次会までどうするんだって言う批判あるけど、ここからスタートしないと、閑古鳥が鳴いてるんだからみんな。これでも、これでも人は出てきてくれてない。だからこの数字もつけてる。お客さんが飲食危ない、それで足が向かないって言うところをまず足が向くようにしていただく、1次会でやってもおきない、実際このルールでやっていっても県内で、まあゼロではないと思うけど、飲食店に伴う感染が出てこなければ、これを15人とかね、14人とか、2時間とか、2時間半とか、それをやれば実践していって、拡大していくしかないと思ってます。私がいきなりあの、20人で4時間以内と、言ったところで誰も足を向けてくれませんわね。まずは躊躇されてる方に出ていただくために、ファーストステップとして、こういうやり方をしていくしかないし、今これも何もしなければ、根拠不明な政府の分科会の、なんか5人未満とかね、長時間を避けてだったけな、短時間、長時間を避けてとかって、数字も示されなくて、数字示されなかったらどれだけいていいか分からないから行かないって。いうふうになっている状況を改善しないと、仕方がない、仕方がないというか、誰かがリスクを取っていかないと仕方ないと、これも、医学的、学術的なものじゃないです。もう経験的に、我々として県内で起きていることが、単純な人数ということよりは、県外の方との濃い接触があったかどうかってことの方が感染に影響を与えているから、人数だけじゃない、そういう経歴がある人について一定期間自粛してもらう。2時間としたかったですけど、短くと書いてあったんでもう、2時間としたかったけど、だって2時間が普通だからさ。いや、あのいろんな宴会コースの飲み放題5千円とか6千円とかの基本が2時間になってる以上は、2時間じゃ短くじゃないよね、というふうに定性的に批判されるので、私もさすがにそこまでできなくて、1時間半からはじめてみようと思って1時間半としました。1時間半だったら大丈夫だって言う科学的根拠があるわけじゃありませんけれども、長時間を避けてって言ってることは、つまりは、飲食店を避けてと等しいから、そんな状況じゃこの慎重に物事を考えられる島根県民に出てきてもらうことは難しいだろう、ということで一定の目安を示さないといけないだろうと思って、2時間より短くと。2時間が普通だとすると、短くっていうのは1時間半でスタートしようと。これで問題起きなければ別に30分延ばしてみようか、9人を14人にしようか、と考えられるし、実際にこういうことがこういう範囲で実際に飲食行動を県民の皆さんにしていただいて、それで問題が出てくればやっぱり、4人未満だとするかもしれないし、問題が起きればね。飲食店での感染がたくさん出れば、逆の方向で厳しくする方向で見直しますけど、何もせず、大人数を避けてとか、長時間を避けてと、いう言い方でどう行動していいか分からないという状況をまずは改善する、ということが優先なんです。これでも窮屈ですけど、今置かれている状況は、これですら県民の皆さんがなかなか足が向かない状況なので、まずはそこを改善、改善というよりは、県民の皆さんのやられていることはいいことなんだけど、全部それが重なると、県内の飲食業界にとって良くない状況が生じるので、それを少しでもちょっと圧を下げる、ていうふうなやり方をチャレンジしているわけです。これに対して批判があるかもしれませんけれど、こういうことをやらないよりはやった方がいいと、思ってやっている。


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