3月12日コメント1
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○知事:年度末・年度初めを迎えるにあたり、歓送迎会の開催について、以下の3点についてお願いします。
1.従来からお願いしていますとおり、飲食店の利用について、
(1)飲食の際の人数を、9人以下として頂き、かつ、県外の方と飲食をされた方や、
県外の方の自宅に宿泊された方については、2週間経過するまでは参加を控えて
ください。
(2)時間については1時間 30 分までとしてください。
2.各職場で行われる送別会については、上記の基準を守って頂いた上で、できるだけ行ってください。
3.歓迎会については、異動や採用に伴い、県外から加わられる方がおられる場合は、
この方々が来県されてから2週間を経過した後に、上記の基準を守って頂いた上で、
できるだけ行ってください。
資料をつけておりますのでご覧頂きますと、この2ページ目の資料については県内で発生しております284例での完全に確定できない、この感染経路もありますので推定も含めて、まとめさせて頂いております。
約半分が家庭、次に職場、学校、次に友人、親戚との接触、そして次にこの県内の飲食店、そして、飲食店以外の店といった形でつづいております。
これをご覧に頂きますと県内での飲食店での感染例というのは4%にとどまっております。
そういった意味で、東京都内等についてのデータに基づいて尾身会長、あの分科会の尾身会長が、飲食が主要な感染の場であるといった認識が示されておりますけれども、全国的な傾向はそうなのかもしれませんが、県内の状況を見る限りそういったデータになっていないということで、こういったお願いをさせていただいても大丈夫ではないかと。
これは、感染をゼロにできるわけではありませんが、とりわけ感染のリスクが高いといった状況ではないのではないかというふうなことをデータでお示ししたいと思っております。
そして、3枚目の資料をご覧頂きますとこれ、あの 284 という一つ一つを取り上げるのではなくて、まあ、濃厚接触者。一連のクラスターであればクラスター全体を1と数えてその感染者から感染者への感染があった場合、それを1と数えると、この県内でこれまで発生しております 284 例というのは、あの、ルートとしては57ルートございます。
孤発一つでとどまったやつは1で、まあ複数に感染したものも1で数えますと57ルート、推定感染源というのもありますけれども、これを県外との接触の度合いとか関連の度合いを見ていきますと一番濃いもの、県外由来の養成者との接触があるもの、これが、25%、そして県外にいかれたこの経緯があるために県外由来の感染であると推定されるもの、これが33%、そして、県内で県外者と接触しているため県外由来と推定されるもの、これが11%、概ね3分の2が県外に関連する感染と推定されます。
従いまして、これまでずっとお願いしていますとおり人数だけではなくて、県外の方との接触の濃さといったことで、参加されるメンバーをある程度、限定して頂くことで、感染を相当程度抑えられるという風に我々考えておるところであります。
そういったことで、感染リスクをゼロにすることでは当然ありませんので、正直、こう飲食店側もガイドラインを遵守して頂くということなどを通じて、通常の感染をゼロにできる状況ではございませんので、そういった感染リスクゼロにはなりませんけれども、とりわけ高い感染リスクという風にとらえて行動抑制、飲食店の利用の抑制をして頂く必要は無いのではないかという風に考えておるわけでございます。
ということで、結果的には3月末までは、この一般ルールを守って頂いた上でできるだけ開催して頂く、4月の歓迎会については4月1日に異動があるとすると、前半、4月の前半、前後半と分けますと前半は控えていただいて、後半の方で実施をして頂く。場合によっては、ゴールデンウィークあけということかもしれませんけども、そういった形で、実施をして頂く事で感染リスクを低減させた上で、飲食、歓送迎会を実施して頂くということについてできるだけ協力をお願いしたいということであります。
私からのコメント、お願いは以上であります。
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