４．ＪＦしまね

○共同通信：すみません、共同通信の田中です。

　すみません、ちょっと話題替わりまして、ＪＦしまねの関連なんですけれども、昨日５日に業務改善命令に係る通知を出されたところではありますが、その不利益処分の原因となる事実は７つと多岐にわたりまして、仮に命令に従わなかった場合は役員の改選を命ずることがあるというふうにはしていますけれども、知事は、以前の会見でも代表理事についての資質についてはおっしゃっていますが、改めて今回の常例検査の結果を受けて、その辺はどう思われますか。

○丸山知事：漁協だから、漁業協同組合法に基づいて設立された法人に求められてる姿になってない。営利法人だとしても、会社法上、想定されてないと思いますけど、なお高い水準が求められる法人組合として求められる水準のことができてないので、改善が必要だなという事項を指摘して、改善を求めている。これは、すみません、何が原因かというところはそれぞれの項目で指摘はしてると思いますけれども、会長個人の問題もあるでしょうし、会長の行いをチェックしてない理事会とか監事とか、同じ組合員というよりも高い職責にある方が、それでよしとされてる向きがあるというところが非常に問題を大きくしていると思いますから、別に会長だけじゃないですよ。会長だけでこんなことできないでしょう。これが問題だというふうに思ったっておかしくない事項が並んでるのに、そのまま置かれてるわけだから、それをおかしいと思わない人がいるか、思っても言わない人がいるか、それが職責に合ってるのかという意味で、特定個人だけに帰せられる問題でもなかろうなというふうには思います。どなたがどうとかっていう話を個別に特定しているわけでは全くありませんけど、一人だけでこんなことがまかり通るのかなということもありますよね、疑問はね。

○共同通信：ありがとうございました。