２．新型コロナワクチン

○日本経済新聞：日経新聞の鉄村です。

　昨日、ワクチンがもう島根県にも運び込まれまして、今日からワクチン接種が始まりましたけども、それについての受け止めをお願いできますでしょうか。

○丸山知事：一つ大きなステップを乗り越えたというところだと思います。今回は、１万人じゃなくて何万人かに増えたんですかね、希望者が多くて数万人に増えた先行接種の副反応の状況を詳細に記録、管理されるようなので、それを通じて、どういうことが起きる可能性がどれぐらいあるのか、どういうものなのかということのデータがそろうでしょうから、それがまたワクチンの接種の判断を迷われている方に対してきちんと提供されて、その理解が進んでいくという意味で大きな一歩だというふうに思います。ただ、一方で、ワクチン供給の話というのは、まだそう大きく道筋が見えたわけではありませんので、次のステップとして、このワクチン供給の見通しは、多分まだ固まってないので、出せる情報を出せないんじゃなくて、まだ出せる情報になってないということだと思うので、早くその供給のめどを固めていただいてお示しいただけると、医療機関ですとか、ほかの医療機関ですね。今回は特定の医療機関なので、幅広い医療機関と高齢者、高齢者以外、次の段階に具体的に進んでいけるので、ワクチン接種、ワクチンの供給の問題が次のステップかなと思いますね。そうすると準備が、大分、我々も進めやすくなるし、医療機関も進めやすくなるということで、そういう期待をしております。