コメント４）

　最後、４点目であります。県立美術館の企画展「菊竹清訓山陰と建築」について御案内させていただきます。

　今月２２日から３月２２日まで、県立美術館で「菊竹清訓山陰と建築」を開催いたします。菊竹清訓は、島根県立美術館の設計を手がけた、戦後の日本を代表する建築家であり、自宅、また出雲大社の庁の舎といった作品や、建築運動であります「メタボリズム」などによって国際的にも高い評価を受けております。

　島根県では、第２３代田部長右衛門氏との関係から、島根県立美術館の前身であります島根県立博物館をはじめ、多くの建築を設計されておられます。同氏の没後１０年に開催されるこの企画展は、菊竹によります山陰地方の建築に加えて、代表的な作品や生涯を通じて取り組んだ未来都市の構想を紹介し、菊竹建築の魅力を紹介していくものであります。ワークショップやオンラインパネルディスカッション、また講演会、美術講座など、様々なイベントも実施いたしますので、多くの県民の皆様に御来場いただいてお楽しみいただければということであります。

　私からのコメントは以上４件であります。