コメント３）

　３点目でございますが、島根県のイメージ発信事業の開始についてであります。

○丸山知事：来週１８日から東京、大阪、名古屋の３大都市圏をはじめとした都会の若者をターゲットとしました、「人間らしい温もりのある暮らし」ができる「しまね」のイメージや情報を発信するプロモーション事業を開始いたします。

　新型コロナの感染拡大で、大都市部における過度な人口集中に伴うリスクが改めて認識されるとともに、多くの方々がテレワークを経験されるなど、地方回帰の流れが強くなっているというふうに言われております。ただ一方で、これを島根での人口増につなげるためには、この機を捉えて具体的に島根への関心につないで、島根を将来的に移住の地として選択してもらえるような情報発信をする必要がございます。今、政府の緊急事態宣言が各地で出されようとしているタイミングでありますけれども、今すぐに来てくださいとか、まず遊びに来てくださいということではなく、将来的な島根での生活というものを選択肢として考えていただくということを目的といたしたものでございます。

　首都圏等で不要不急の外出自粛が呼びかけられている今は、都会の方々にとりまして、改めて生活を見直してゆっくり考えていただくという機会でもあろうかと思います。そうした皆さんに向けて島根県から、これまで自分らしい生き方ができていたかどうか、ぜひこの機会に考えてみてほしいというメッセージを送ることが、このたびのプロモーションの目的であります。その後、地方への移住を検討するのであれば、移住先として、その選択肢として島根県を考えていただきたいというものであります。

　統一的に使用するキャッチコピーは、「自分のサイズで、生きていい。」ということでありまして、ロゴは「いいけん、島根県」であります。「いいけん」は、通勤時間などに拘束されずに、自分が本当に大切にしたいものや、大切にしたい人のために時間を使える、そうした自分らしい、自分サイズの生き方をして「いいけん」ということであります。そして、ここ島根でそうした暮らしができるよい県だと、「いい県」だということで、そういう思いを形にしたものであります。このコンセプトを基に動画を制作しておりますので、ちょっとお時間をいただきまして御覧いただきたいというふうに思います。

〔動画再生〕

○丸山知事：このプロモーションにつきましては、３月末まで交通広告、ＳＮＳやウェブ、雑誌など、様々な媒体で発信し、展開していく予定であります。